確定申告したいけど何所得やねん?(売電収入やら純金積立やら特許報酬やら配当金やらFXやら)

お小遣い投資

お元気ですか? ゾゾムーです

確定申告はお済みになりましたか?

給与以外の所得があるけど確定申告しないといけないの?っていう人

確定申告するべきか、確定申告しないべきかについては↓記事参照してね

確定申告をするぞ!

ってなった場合にハードルになるのが、この所得はどの所得項目になんねん?ってことです

ゾゾムーは色々なことに手を出し過ぎて、毎年申請書作成中に発狂しそうになるよ

毎年調べ直すのが面倒臭いのでゾゾムー自身のためにも、今年の申告内容を整理するすことにしたよ

色々なことに手を出しているので、ゾゾムーと同じ所得がある人の申告の参考になればと思います

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ゾゾムーの確定申告での申請所得の一覧

今回確定申告した所得一覧(ゾゾムーの場合)
  • 給与(年末調整済み_源泉徴収票あり)
  • 売電収入(自宅屋根上太陽光発電10kW以上)
  • 純金積立売却利益
  • 特許報酬
  • 配当金(自社持株会と証券口座)
  • FX利益

なんか色々あって、ややこしくてしょうがない・・・

サラリーマンの給与所得以外の収入なんて全部が雑所得で、申請方法も全部同じだと思ってたんだけど、若干違うみたいなんだよねぇ〜

毎年、一つ一つ別々に色んなサイトを巡って調べ直すのが面倒臭いので、自分で記事にすることにしたよ

あなたが申告しようとしている所得と同じ項目がある場合は、記事を読む意味があるかもしれないよ

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所得の種類

国税庁のホームページにある『確定申告書作成コーナー』から手順に従いながらポチポチしていくと↓こんな画面が出てくるよ

わぁ〜お! 全部で14項目!

はい! パニック! このページ開いた瞬間に心が折れる・・・ 項目を確認する前から挫折しちゃう・・・

あなたが申請したい所得は、このうちのどれかに当てはまるので、適切な場所に適切な金額を入力してね

って言われても分かるわけないじゃん・・・

そりゃー 自分が申請したい所得に関して1つ1つネットで情報集める羽目になりますよ

大人しく税務署で相談すれば早いんでしょうけど、人見知りゾゾムーにはそんなことできないよ

有給とって確認しにいくのもめんどいし、電話するにしても平日じゃないとダメだし・・・

冷静に項目を確認するとなんかそれっぽい項目があるんだけど、本当に正しいか不安すぎる

なんか似たような名前の項目もあるし、どれやねん! 何所得やねん!

そもそも総合課税と分離課税ってなんぞや⁉︎

ハテナがマークがイッパイついているけど、一つ一つみていくしかないか・・・

ゾゾムーが申告した所得については一通り調べたので1つずつ説明するよ

内容があってるか、あっていないかは税務職員のみぞ知る(笑)

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給与

まずはほぼ全てのサラリーマンが申請するであろう『給与』です

『給与』は総合課税の一覧に『給与所得』の項目があるので分かりやすい

なんの心配もなく、『給与』は『給与所得』で入力しましょう

『給与所得』の入力は基本的に、会社で発行されて源泉徴収票を写すだけです

2019年分の確定申告から源泉徴収票の添付がいらなくなったので、原紙を発行してくれなくなった会社もあるよ(うちの会社がそうでした)

ただし、電子データなどは何かしらで見れるはずなので、自分で印刷するか写真でも撮っときましょう

源泉徴収票の情報がないと入力できないよ(土日に申告書作成しようとして、情報なくて何も出来なくなる罠)

会社が年末調整を行なっている場合は、保険の控除や2年目以降の住宅ローン控除などの申告もここで入力します

かなり親切にサイトが作成してあるので何も難しいことはなく、ガイダンスに従って入力していくだけです

※写真貼り付けて丁寧に説明しようとも思いましたが、意味がなさそうなのでやめました

源泉徴収票に表記のない項目は、入力する必要のない項目なので空欄にしときましょう

ちなみに医療費控除や、ふるさと納税やなんかは別途、入力が必要です(先に進むと控除を入力する画面になるよ)

給与所得はわかりやすくて助かりますね

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売電収入

ゾゾムーは一軒家を購入し、屋根に限界まで太陽光発電パネルを敷き詰めて、売電収入を得ているよ

もはや一軒家のオプションで太陽光発電パネルを付けたのではなく、太陽光発電がしたいがために、ついでに一軒家も購入したと言っても過言ではないほど

土地買って、太陽光パネルを置くだけでよかったんだけど、せっかくだから太陽光パネルの下に住んじゃう?って感じ

ゾゾムーは10kW以上の太陽光発電パネルを設置したので、収入もそこそこです

ただ流石に売電収入だけでは、確定申告の義務が発生する『給与所得以外の所得が20万円を超える場合』には届かないけどね

え〜っと個人的な話はこの辺りにして、売電収入は何所得?って話でしたね

ゾゾムーのように自宅の屋根に太陽光発電パネルを設置して、余剰電力を売電している場合は『総合課税の雑所得』に相当します

売電収入は他に『総合課税の事業所得』に分類される可能性がありますが、これは完全に事業目的で売電収入を得ている場合です

近年(だいぶ前からか)、高速道路の横っちょなどの土地に、太陽光発電パネルが敷き詰められている光景を見るようになりましたが、あれのことですね

自宅の屋根で発電しているレベルであれば、発電量が10kW以上だろうが、全量買取だろうが、事業所得に分類されることはないようです

発電量が10kW以上だと、『産業用』だとか『公共・事業用』呼ばれることがあるので事業所得じゃやないの?と不安になる人もいますが(ゾゾムーもそうでした)雑所得で問題ないようです

※嘘だといけないので正確なところは税務署に相談してね

ちなみにゾゾムーは発電量13kWの余剰買取でここ数年、雑所得で申請していますが特に指摘されるようなことはありませんでした(税務署の人が見落としているだけかもしれませんが・・・)

ちなみのちなみに売電収入を確定申告するときには『収支内訳書』ってのも『確定申告書作成コーナー』で作成するんだけど、

『収支内訳書』を作成した流れで『確定申告書』作成すると自動的に『総合課税の事業所得』項目に記入されるちゃう

申告は雑所得で行うので『総合課税の事業所得』の入力は削除し、手動で『総合課税の雑所得』の項目に入力しましょう

ますます、事業所得じゃないの?って不安になりますがこれでいいのです(いいはずです・・・)

『収支内訳書』の作成方法はまた記事にしようと思います

『収支内訳書』は必要経費(太陽光発電施設の減価償却やら)の申告に必要だよ

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純金積立売却利益

ゾゾムーは純金積立もしているよ

積み立ててる間は購入しているだけなので、確定申告はしなくていいんだけど、売却して利益が出ると確定申告が必要だよ

去年は金が高騰していたのでついつい売却したのが運の尽き、この申告が今回一番面倒くさかった・・・

特定口座とかいう概念がないので自分で利益計算しないといけないとか・・・

詳細はまた今度するとして、今回は純金の売却利益は何所得かって話

純金積立をしている証券会社などのQ&Aには大体こう書かれています↓

金資産の取得・保有の状況、売買回数等、お客さまの状況によって所得の種類は分かれますが、『譲渡所得』、『事業所得』または『雑所得』

はい! 3択! しかもお客様によって変わるよだって!

基本どの会社でもこの程度のことしか書いてないよ

結局具体的にどうやねんってのがさっぱり、自分で調べて確定申告してね

って感じ

自社が提供しているサービスにしてはちょっと、無責任すぎやしませんか?

大体、二言目には税務署で確認してねってなってるし・・・

そっちが提供しているサービスなんだから、もう少し詳しい情報が欲しいところじゃない?

参考例みたいなのを載せといてよ

金資産の取得・保有の状況、売買回数等、お客さまの状況って全部そっち側で把握してんでしょ?

どうゆうタイプの客が多いとかも知ってるよね! そっちで税務署に細かい条件確認しといてよ!

はい! そんなこんなで、ゾゾムーは『純金積立』は解約しました!

最初からこの情報を知っていたら『純金積立』始めなかったと思います

今は投資信託で『金』への投資は続けているよ

特定口座なら年間の損益計算もやってくれるし、所得の種類も明確だからね

ってのは別の話なしなので、話を戻して『純金積立』の所得の種類の話です

サラリーマンの場合だと『譲渡所得』か『雑所得』になるようです

『譲渡所得』の方が税金が安くなります(50万円以下の利益であれば無税)

ただし、営利を目的として継続的に金地金の売買をしている場合の所得は、譲渡所得とはならず、その実態により事業所得又は雑所得として総合課税の対象

と国税庁のホームページに記載してあります

どの程度の期間や頻度で売買を繰り返したら、この条件に当てはまるかは税務署の判断とのことです

結局は詳しくは税務署で聞いてねって話になります

純金積立なんかそこそこ一般出来なんだから、金額、期間、頻度を明確化しちゃいいのになぁ〜

せめて、純金積立を提供している会社の方で税務署に確認とっといてよぉ〜

サービス提供しっぱなしやんけ(損益計算もしてくれないし)

ちなみにゾゾムーは『総合課税の雑所得』で申告しました

納税額が高くなる方を選択して怒られることはないでしょう?との軽はずみな判断

ゾゾムーの場合は住宅ローン控除が控除しきれていないのでどっちにしろ所得税は0円

ちょっとずるいかもしれませんが許してください

住宅ローン控除で所得税が全額控除しきれなくなったら、『総合課税の譲渡所得』で申請してみるかなぁ〜

税務署に確認してから申請するか、確認せずに申請してみるか(額がしょぼいのでいちいち訂正されることはないと思いますが)

というわけで『純金積立売却利益』の所得の分類についてはリンクをつけておくので自分で判断してね(結局はゾゾムーも丸投げ・・・)

金地金を売ったときの税金(国税庁ホームページ)

おそらくですが、譲渡所得での申請で問題ないとは思います(自分は雑所得で申請しておいてあれですが・・・)

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特許報酬

特許報酬は『総合課税の雑所得』です

特許だけでなく、何かしらの報酬を給与とは別に貰ったら基本は『総合課税の雑所得』になります

特許出願報酬やら、社長賞みたいな報酬やら、労働組合の活動費やら、全部雑所得です

ゾゾムーは特許出願報酬で500円ほど頂いたので申請しました

申請する意味があるかは置いておいて、気持ちが悪いので一応申請

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配当金

配当金の所得分類は『総合課税の配当所得』もしくは『分離課税の上場株式に係る配当所得等』となります

配当金の所得分類は少し特殊で『総合課税』か『分離課税』のどちらで申告するかを、自分で選ぶことが出来ます

条件等は特にないので、どちらで申請する方が自分に有利かで選択することになります

『総合課税』と『分離課税』ではどちらの方が税額が安くなるのでしょうか?

結論から書くと『人による』となります

また、丸投げ感が満載ですので少し説明します

総合課税と分離課税

簡単ですが最初に総合課税と分離課税の話です

課税方式が選択できる場合、人により『総合課税』申告するようが有利になる場合と、『分離課税』で申告した方が有利になる場合があります

せっかくなら損したくないですよね

面倒ですが仕方がないので『総合課税』と『分離課税』の課税方式を確認してみましょう

総合課税

総合課税とは、総合課税に該当する全ての所得を合計した課税所得に対して、所得税率をかけて計算して所得税額を計算する方法

所得税率は所得(厳密には課税所得)が多いほど、税率が高くなる累進課税方式を採用しています

課税所得とは課税される所得のこと。収入の全てに所得税がかかるわけではなく、必要経費とか、様々な控除を除いた所得に所得税がかかるんだよ

お金をイッパイ稼いだ、お金もちの人はイッパイ税金納めてねって課税方式

このため、合計した所得が多いほど、所得税率が高くなり、納める税額が高くなります

逆にいうと所得が少ない(年収が少ない)人は税額が安くなります

所得税率のざっくりとした目安はこんな感じ
年収300万以上:所得税率5%
年収500万以上:所得税率10%
年収700万以上:所得税率20%
年収1100万円以上:所得税23%
本当は課税所得から計算するので多少前後するよ(人によって所得控除額が違うからね)

細かい話は置いておいて、理解していた方が良いことは総合所得でたくさん申請すると税率が上がる可能性があるってことです

雑所得等の申請分で税率が上がってしまうと、給与所得等の他の所得の税率も上がってしまうことになるので注意が必要です

なら、課税方式が選択できる場合は『分離課税』を選択した方が良いの?

となりそうですが一概には言えません

分離課税

分離課税は所得ごとに定められた税率によって課税されます

各項目においてそれぞれ税率が決まっていて、別々に税率が適応されます

ちなみに『上場株式に係る配当所得等』の税率は20.315%となります

もちろん、総合課税の方に所得額が追加されることはありません

よって、分離課税される所得がいくら多くなっても、統合課税に係る所得税率が高くなることはありません

年収に関わらず、分離課税の場合の税率は一定です

『総合課税』と『分離課税』はどちらがお得か

結局、配当金は『総合課税』と『分離課税』のどっちで申告するのがお得なのか?ですが、

乱暴に書くと年収が高い人は『分離課税』がお得、年収が低い人は『総合課税』がお得になります

『分離課税』の税率は一律で20.315%なので、『所得税率』がこれを超えない場合は『総合課税』で申告する方が税金が安くなります

所得税率20%となる年収の目安が約700万円なので、それぐらいの年収の人は『総合課税』申告した方がお得です

ただし、配当所得も合計した金額で所得税率が決定するので注意が必要

もし、給与年収が500万円でも配当所得が600万円の場合、所得が合計の1100万円となるので税率が23%となり、給与所得にも配当所得にも23%の税金が係ることになります

この場合は配当所得の600万円を分離課税で申告する方が得になります

給与所得には所得税率10%が適量され、配当所得には分離課税の20.315%がそれぞれ適用されることになるからです

よって

給与所得と配当所得が比較的低い人は『総合課税』で申告した方がお得

給与所得や配当所得が多い人は『分離課税』で申告した方がお得

となります

あ〜 総合課税で申告すると損するから分離課税で申告してるんだよって言えるようになりたい

ちなみに住民税の申告は総合課税で申告するメリットはないようです

また、確定申告で総合課税を選択した場合は自動的に住民税の申告も総合課税となるようで、確定申告と住民税の申告を別にするには別途、住民税の申告も必要になります

確定申告さえすれば、住民税の申告はしなくていいと思っていた人には残念なお知らせですね

ゾゾムーは住民税の申告が面倒臭いので、税率的には『総合課税』で申告した方が有利なのですがあえて『分離課税』申告しました

ちなみにゾゾムーは住宅ローン控除額が余っているので、どちらで申告しても所得税額が増えることはないという特殊な状態です

なのでそういう選択もありっちゃ〜ありです

人それぞれの状況に応じて柔軟に選択しましょう

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FX利益

FXの利益は『分離課税の先物取引に係る雑所得等』に分類されます

税率は20.315%なので『上場株式に係る配当所得等』と同じですね

基本的に株式投資やFXや投資信託で出た利益は分離課税で税率は20%になると覚えておけば問題なさそうです

元々はこれらの税率は所得税15%の住民税5%の20%なのですが、2013年~2037年は所得税に対して2.1%復興特別所得税が課されるため、期間中の税率は合計で20.315%となっています

給与年収やFX利益が少ない場合は総合課税で申告出来れ得なのになぁ〜と思いますが分離課税で申告するルールになっているので我慢しましょう

ただし、給与所得がいくら上がっても、FX利益がいくら上がっても税率は20.315%となるので給与所得が多いほど、FX利益が多いほど、税制面では有利になります

FXの利益は分離課税だから助かるわぁ〜って言えるようになりたい

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まとめ

途中で愚痴みたいなものを挟んだので長くなりましたが、ゾゾムーが申告した所得についての所得分類についてでした

実際にゾゾムーが申告した分類を整理しておきます

ゾゾムーの申告は王道ではない場合があるので参考まで
  • 給与:総合課税の給与所得
  • 売電収入:総合課税の雑所得 
  • 純金積立売却利益:総合課税の雑所得
  • 特許報酬:総合課税の雑所得
  • 配当金:分離課税の上場株式に係る配当金等
  • FX利益:先物取引に係る雑所得等

最後に

2020年の確定申告(2019年分)からスマホでの申告が可能な人の条件が拡大しています

ゾゾムーは知らずに申告してしまったのでスマホでの確定申告に挑戦するのは来年になりますが、スマホでの申告の方が簡単らしいのでオススメです

やったことはないけどオススメしている理由はこちら↓

納税は国民の義務なので、きちんと確定申告しましょうね

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