最近のお風呂の壁は磁石がくっ付くって知っていますか?
実はユニットバスの壁には磁石がくっつくんです。
我が家でも家にあった適当な磁石で試してみたら本当にくっ付くじゃあ〜りませんか。
つまりこれはマグネットフックをお風呂場でも使用できることなんです!
というこで早速マグネットフックを買ってきて浴室壁で使用してみました。
ところがこれには大きな落とし穴が・・・
何も考えずに適当なマグネットフックを購入して浴槽壁で使っているとすぐにサビちゃうんです。
マグネットフックがサビるだけならまだしも、サビが浴槽の壁に染み付いて取れやしない・・・
完全に失敗した・・・
早々にマグネットフックを破棄せざるを得ないと思ったのですが、そこは貧乏性の私です。
なんとか工夫して今でもマグネットフックをお風呂で快適に使っています。
そこでマグネットフックを浴槽壁で使用する場合の注意点と改善案をご紹介するよ。
これであなたも快適なバスライフをおくれること間違いなし!
自宅の浴槽壁に磁石がくっ付くのか?
そもそも本当に自宅の浴槽壁に磁石がくっつくのかの確認が必要です。
マグネットフックを大量に買ってきた後にくっ付かなかったりすると絶望しますからね。
確認は簡単!
家にある適当な磁石を浴槽壁にくっ付けてみるだけです。
磁石がくっ付けばマグネットフックが使用可能な浴槽壁ということです。
最近のユニットバスは浴槽壁に金属の板を挟んだ合板を使用していることが多いので大体くっ付きます。
複数枚のパネルでできている壁ならまずこれなので安心してください。
もちろん昔ながらのタイルなんかで出来ている浴槽壁には磁石はくっつくないので諦めましょう。
お風呂でマグネットフックを使うと超便利
わざわざお風呂でマグネットフックを使う必要なんてあるの?と思う人もいると思います。
まずはその理由を何点かご紹介
マグネットフックをお風呂場で使えると超便利なんです。
フックの取付け箇所が自由自在
マグネットフックが使用できればフックの取付け箇所が自由自在です。
個数も位置も高さも試したい放題、やりたい放題です。
「しばらく使ってみたら使い難いことに気が付いた」
とか
「この位置にもフックが欲しいな」
なんて時もすぐに取り付け、取り外し、追加、回収が可能です。
備え付けのフックとかタオルかけって使っているうちに「位置が微妙だなぁ〜」とか「絶対的に数が少ないな」とか思うことありませんか?
設備の位置に自分の感覚を合わせないといけないなんでちょっと嫌ですよね。
そんな問題をマグネットフックが使えることですべて解決するのです。
備え付けのタオルかけなんて外しちゃっていいんじゃね?
って思うほどですw
ぶら下げられる
フックがあれば浴室内にものをぶら下げて保管しておくことができます。
当たり前ですがこれが浴室内のカビ対策にはうってつけなんです。
洗面器とか床に置きっぱなしにしておくとすぐにカビちゃいませんか?
浴室内に置きっぱなしにするものはすべてぶら下げて水が切れやすくして管理するのがベターなんです。
お風呂場では水切りと乾燥が何より大事w
掃除が簡単
備え付けの備品と違ってマグネットフックだと取り外しが簡単なのでお掃除が簡単です。
タオルかけとかあると壁を掃除する時に邪魔くさくありません?
そして、その周辺が汚れていくことに・・・
その点マグネットフックなら取り外した後に残るのは真っ平らな壁だけw
特に綺麗好きな方は大きなメリットになるのではないでしょうか?
一度くっ付けば落ちてこない
夜中にお風呂場で大きな音がしてびっくりしたなんて経験がある方は多いのではないでしょうか?
これは吸盤で吸着するタイプのフックを使用している場合に起こりがちです。
吸着が剥がれてフックにかけているモノが落ちちゃうってことが度々あるんですよね。
マグネットフックなら吸盤フックとは違い一度くっ付いたことが確認できればまず外れることはありません。
あるとしてもズリズリ下に下がってくるだけなので、お風呂から爆音が鳴り響くことはないのです。
日々の平穏な生活を守るためにもお風呂のフックを吸盤フックからマグネットフックに変えてみてはいかがでしょうか?
マグネットフックの落とし穴
こんな便利なマグネットフックですが実際に使ってみると落とし穴がありやがるんです。
メリットを相殺して怒りがこみ上げるほどに・・・
これを知らずしてマグネットフックを使用すると100%後悔するのでご注意ください。
モノによってはそのまま使うとサビル
お風呂場でマグネットフックを使用する場合の唯一にして最大の落とし穴がマグネットフックがサビてしまうことです。
よく考えれば金属が水分に晒され続けるのでサビないわけないんでよね・・・
ただマグネットフックのフックがサビるだけならいいんですが、サビちゃうのは浴槽壁と接着している部分なんです。
濡れてしまうと一番乾燥し難い部分ですね。
むしろフックはサビないw
ここがサビるとどうなるかというと、サビが浴槽壁にも染み付いてちょっとやそっとじゃ落ちなくなっちゃうんです。
強引に削り取って壁を傷つけるなんてことにも・・・
これはメリットを悠々に上回るほどの大きなデメリットです。
最初にこの事実を体験した時にどれだけ絶望したことか・・・
マグネットフックをさびさせない方法
ここでやっと本題です。
サビさえしなければ完璧なマグネットフックをどうにかして使いこなしましょう。
マグネットフックをお風呂で使うとサビると言う事実さえ知っていれば対策は簡単です。
お風呂専用のマグネットフックを購入する
一番簡単で手っ取り早いのはサビ対策がしてあるマグネットフックを購入することです。
お風呂の壁に磁石がくっつくことが知られてきたことで、お風呂専用のマグネットフックが100円均一でも売られるようになっています。
このタイプはラバータイプのマグネットを採用しているので金属の部分が存在しません。
金属部分がなければサビることなんてないので安心です。
ただ、この方法には弱点があります。
実は強力マグネットフックよりも耐荷重が低いのです。
ラバータイプのマグネットは吸着力が低く耐荷重が稼げないのです。
まだその種類自体も多くなく耐荷重が大きいものでも300gまでが限界です。
耐荷重が低いのでフックも浅く作られています。
これでは洗面器やお掃除ブラシなんかはかけれません。
また、お風呂の浴室壁は水が切れやすいように表面をツルツルに加工していることが多く。
マグネットが滑っちゃうことも多々あり、思っているよりも荷重に耐えてくれないことがあります。
小物を引っ掛けるぐらいであればお風呂場専用のマグネットフックを使用すれば問題ありません。
でもこれだと大物をぶら下げて保管することはできないんです。
強力マグネットをサビないように改造
風呂専用のマグネットフックは耐荷重が低いので大物をぶら下げるには強力なタイプのマグネットフックを使うしかない!
でも強力タイプのマグネットフックは接着面に金属を採用することで接着強度をあげている場合がほどんどです。
なのでこのままお風呂で使用するとサビちゃう!
という訳でただサビなきゃいいだけなので一工夫で対策しちゃいましょう。
要は金属部分に水分が付着することがサビの原因なので、金属と水分が直接触れないようにすればいい訳です。
ここで登場するのが『シリコーン補修剤』です。
そう!お風呂とかの目地に塗ってあるやつで乾くとゴムみたいになるやつです。
こちらも百円均一でも売ってるので探してみてね。
こいつでマグネットフックの金属部分をコーティングして防水してしまえばいいのです。
シリコーンをヌリヌリするだけのお手軽改造で対策はバッチリ!
しかもシリコーンが固まるとゴム状になるので接着面の摩擦力がアップするんです。
実は強力タイプのマグネットフックでもお風呂の浴室壁がツルツルすぎてフックがずり落ちちゃうことがあるんですよね。
シリコーンでのコーティングをするだけで『サビ防止』と『ずり落ち対策』の一石二鳥という訳です。
気になった方は早速試してみましょう。
改造方法の実例紹介
せっかくなので我が家での実例をご紹介します。
オススメのマグネットフックなんかも紹介するので参考にしてねw
準備
オススメのマグネットフック
本日ご用意したマグネットフックはセリアで購入した最大保持荷重2kgのものです。
実はこれかなりおすすめです。
コロッとしていて見た目も可愛いですが、フックの奥行きが深いのが超便利ポイント。
フックが深いことで浴槽洗浄ブラシとか洗面器をかけることが出来ちゃうんです。
なのでせっかく作ったのに掛けたいものが掛けられなかったみたいなことになり難いのです。
ちなみにセリアにはパッと見同じ外見なのですがフックの形状が浅いものが隣に並んでたりするので気を付けましょう。
シリコーン補修剤
次に『シリコーン補修剤』ですがこちらはダイソーのものを用意しました。
こちらは特にこだわりはないので適当なところで探してみましょう。
ホームセンターにあるものは大容量で割安ですが多すぎるので、他の用途で使用する予定のない場合は百円均一で購入するのが無難です。
たぶんセリアにもあると思うw
手袋
ついでに100円均一で手袋も購入しておきましょう。
軍手ではなくてよく掃除とかで使用する防水タイプのやつですね。
シリコーン補修剤が直接手に触れると良くないので必ず手袋を使いましょう。
手順
マグネットフックとシリコーン補修剤と手袋さえ用意できればもう完成したようなものです。
後はマグネットフックの金属部分にシリコーン補修剤とヌリヌリするだけです。
図工で木工用ボンドを使ったことがある人はその要領ですね。
ただし、触接手でシリコーン補修剤に触れるのは良くないので手袋を使用しましょうね。
少しでも隙間があると水分が侵入するので念入りにヌリヌリします。
シリコーンの厚みが薄いと使用中に破けてしまうことがあるので厚めに塗るのがコツです。
ただし、分厚くなり過ぎるとそれはそれで接着強度が落ちるので注意!
いい感じに仕上げましょうw
また、フックの付け根もサビがちなのでこちらにもヌリヌリしておきましょう。
塗り終わったら乾燥させます。
乾燥時間はシリコーン補修剤の説明書に書いてあると思うのでその時間を守りましょう。
乾燥後に塗布が薄い部分がある場合は2度塗りして補修しておくといいですよ。
作業はあっという間ですが乾燥に時間がかかるのが難点ですね。
まとめ
最近のお風呂は壁に磁石がくっつくタイプの金属の合板を使用していることが多いのでマグネットフックを使用可能な場合が多いよ。
お風呂場でマグネットフックを利用できると取り付けや取り外しが自由自在で超便利なのでオススメ。
ただし、市販のマグネットフックをそのまま使用すると壁がサビだらけになっちゃうことも!
対策としてはお風呂専用のマグネットフックを使用するのがいいんだけど、最大保持荷重が低いものが多く使いにくい。
そこで最大保持荷重が高い強力タイプのマグネットフックにサビ対策をして使用するのが超オススメ
マグネットフックの接着面の金属部分をシリコーン補修剤でコーティングすることで『サビ防止』と『ずり落ち防止』の対策ができて一石二鳥だよ。
これであなたもマグネットフックで快適なバスライフ間違いなし!
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ふるさと納税でもお風呂に磁石がくっ付くことを利用した商品を発見!
磁石でくっつく割れない鏡ですって。
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