図書館で絵本を借りると嫌でも読まざる負えない

姉妹の育て方

3歳になろうかという長女は絵本が大好きだ

これも小さい頃から絵本を読み聞かせてやった成果だと思う

子どもの学力の向上は、絵本から始まると言っても過言ではないらしい

知識が得られたり、想像力が膨らんだり、文字に興味を持ったり、何と言っても親とのコミュニケーションにはうってつけだ

あの有名な『くもん』では「うた200、読み聞かせ1万、賢い子」という標語があるぐらい教育の分野では常識らしい

どこまで本当かは分からないが、絵本を読んであげていると少なくとも絵本が好きになるのは間違いないようだ

長女はまだ3歳だが、大人が読み聞かせるのがめんどくさいような長い絵本でも飽きずに集中して聞いている

これで文字が読めるようにでもなれば、勝手に絵本を読む子になるだろう

ゆくゆくは本も読むようになるかもしれない

良いことづくめだ

静かに本や絵本を読む子に育って欲しかったら、絵本を読んであげないといけない

決して家に絵本を飾っているだけでは、一人で絵本を読むようになんてなるわけがない

手間がかからない子にしたければ、手間をかけるしかないのだ

話は戻って、くもんの標語は絵本を3歳までに1万冊読み聞かせましょうってことらしい

最初は1万冊と聞いて驚くのだが、正確にいうと1万回読み聞かせましょうってこと

大げさにいうと同じ本を1万回読んでも良いルールである

最初はそれならいけんじゃね?って思うんだけど

同じ本を何回も読んでいると子どもの食いつきが悪くなるんですよね

というより、親の方が先に飽きる

親が飽きてるから、今日も絵本を読むか!ってなりにくいし

子どもの方も絵本をせがまなくなる

どちらも求めてないから、結局読まなくなる

3年で1万回を達成しようとすると1日10回ほど読まないといけないんだけど、1日サボると20回読まないといけなくなるし

1週間サボると1日で70回読まないといけなくなる

目標1万回を真面目に達成しようと思えば思うほど、達成できなくなった途端に完全にやめてしまいがち

別に1万回を達成した瞬間に賢くなるわけじゃないのにね

目標を1万回に設定してしまったがばっかりに1000回(1日1回)も読まなくなってしまっては本末転倒だ

1万回はいけたら良いなぁ〜ぐらいで頭の隅に置いておくぐらいでちょうど良いと思う

大事なのは目標を掲げることではなくて、どうやったらその目標を達成することが出来るか考えることだ

本を1日10回読み聞かせるという目標を設定するだけでなく、目標を達成するにはどうすれば良いかを考えるのだ

出来るだけ楽に越したことはないし、強制力があった方が続きやすい

ではどうすれば自然と1日10回、絵本を読み聞かせることが出来るようになるのか?

うちでうまく言ったのは『図書館で絵本を10冊借りて来る』

新しい本を借りて来るだけで、子どものテンションが上がる

間違いなく読んでくれとせがまれる

せがまれさえすれば、親の方もそのために借りてきたんだからと読んであげる気にもなるものだ

これが、今日も絵本を読まないといけないなぁ〜と考えて行動に移すとなると面倒でしょうがない

何をするにでもそうだが、やろうと思って行動に移すまでが一番ハード高い

いざ初めてしまえば、あんなにやるのが億劫だったことでも意外にやり終えてしまうものだ

子どもに絵本を手渡されれば、読むのはそれほど面倒ではない

まぁ〜文字数が少ない本を借りて来るのもコツだったりするのだがw

あとはやっぱり親も子ども飽きがこないのが良い

ルール的には1冊を10回読んでも良いんだけど、こうなって来ると音読の宿題を思い出してしまう

苦痛でしょうがない

10回読むなら10冊用意するのが無難である

10冊セットで借りて来ると、1冊読み始めるとエンドレスで10冊せがまれることになりがち

読む読まないで言い争う時間があれば読んでしまった方が楽なので、面倒臭いなと思いながら、もっと面倒臭いことにならないように読むことになる

ただ、さすがに毎日読んでいると子どもも飽きて来るのだが、ちょうどその頃は返却期間の2週間が過ぎる頃だ

期間が2週間もあるとだいぶ飽きては来るのだが、返して読めなくなるとと知ると子ども最後までせがんで来るもんだ

そしてまた図書館に本を返却しに行くタイミングで、10冊借りてくればエンドレスリピートだw

一応はたくさん読み聞かせようというモチベーションがあれば、返すタイミングで必ず借りて来るようになる

選ぶのが面倒くさかったら、シリーズ物が選びやすいのでオススメ

あるやつを順番に借りていけば良いのだ

というわけで、図書館で本を借りて来るだけで自然と絵本を読み聞かせる回数が増えるのは間違いない

とは言っても読まない日があったり、今日は5冊で勘弁してくれ!

って時もあるのはご愛嬌

逆に父と母がそれぞれ10冊ずつ読んだりする日もあったりはするんだけどね

実を言うとうちでは多分、3歳までに1万回には達していないと思う

これでは賢い子にはなれないかもしれないが、絵本が好きな子にはなってくれた

個人的にはこれで十分だと思う

物語(フィクション)を楽しめると世界が広がるのは間違いない

実体験出来ないことでも、疑似体験ができるからだ

疑似体験だろうが、経験が多いに越したことはない

何より世界に楽しみが増えるのだ

絵本を読み聞かせるだけでも、子どもの心は豊かに成長するに違いない

コメント

タイトルとURLをコピーしました