次女が泣かない
さすがに生まれたては泣いていたらしいが、ほとんど泣かない
育てるには楽でいいのだが、心配になってしまう
オムツが汚れていても、ミルクの時間になっても泣やしない
なんか、むにゃむにゃ言っているだけである
我慢強すぎるにもほどがある
長女の方が次女よりももっと私をかまえと泣いている回数の方が多い気もする
もしかしてあれか⁈
最近流行りの転生者なのか⁈
中身はおっさんなのか⁈
異世界転生まではしてなくても、前世の記憶ぐらいはありそうだ
生後0ヶ月にして、すでに悟りを開いてる
さほど前世の行いが良かったのだろう
人間やるの2回目なんだと思う
まぁ〜それぐらい泣かない
なんか耳が聴こえていないと、泣かないことがあるらしいが聴力も正常だった
完全に親のペースで物事運べるので楽チンなのだが少々心配だ
夫婦揃って寝坊助なので、夜中のミルクがおろそかに成りがち
だって起こしてくれないんですもの!
次女よ!
あなたの親はむにゃむにゃ言っているぐらいじゃ起きやしないよ!
などと多少心配しながら過ごしていると、突如次女が泣き始めたのだ
超絶怒涛の号泣だ!
怖すぎる!
それまでが大人しかっただけに、何かしらの病気なんじゃないか?
そうでもなかったら、何かに取り憑かれたんじゃないか?
とビビっていると、母が抱っこしてあげると泣き止む
・・・普通の赤ちゃんやん
それを皮切りに次女がめっちゃ泣くようになる
オムツが汚れただぁ〜 お腹が空いただぁ〜 眠れないだぁ〜
事あるごとに泣きわめく
まぁ〜これが赤ちゃんの本来の姿なのでしょうがない
なぜ急に頻繁に泣くようになったのだろうか?
さては『泣けば、母が来る』システムを把握していなかったな!
おそらく生まれた当初の次女は『泣いたら、母が来る』とういシステムを理解していなかったようだ
通常このシステムは誰に教わるでもなく、本能に刻まれているはずだ
とことが次女は刻み忘れで、生誕してしまったらしい
前世の記憶どころか、大事なシステムを忘れてやってきただけだった
欲求があっても伝えるすべがないので、ひたすら我慢する他なかった
そう考えると可哀想すぎる・・・
ようやく経験則から『泣けば、母が来る』というシステムを理解したのだろう
「泣けば100%くるやんけ!最初から泣いとけば良かったわ!」
そう思っているに違いない
今では、最初の泣いていなかった分をとり戻すかのように泣いている
我慢させすぎると、タガが外れた時に制御が効かなくなるようだ
まぁ〜今のうちに存分にそのシステムの恩恵を受ければいいと思う
いい年のおじさんが泣いていても、誰もきてくれやしない
赤ちゃんの特権であり、期間限定のシステムだ
ただ、長女がそのシステムを思い出してしまうのが厄介である
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