繰り返す世界 考察(-01-Memento mori.死を忘れるな)_カルカラレルカ

カルカラ考察

カルカラレルカのネタバレ考察です。

今回は繰り返す世界について考察しようと思います。

まずは1周目(-01- Memento mori.)の世界線について考察しようと思います。

ネタバレや展開予測を多分に含みますので閲覧は自己責任でお願いします。

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ロードを繰り返す世界

第55話「自称神」にてカルカラレルカが繰り返していることが判明しました。

さらにはトロフィーゲットをゲットすることでタイムスリップ(自分のいなかった時間軸で生き返る)もしくはタイムリープ(自分のいる時間軸に記憶を引き継いだ状態でやり直し)が可能という事実まで発覚。

これで第1部からの謎が解き明かされるかと思いきや大事なところは伏せたままになっています。

そこで今回はこの繰り返す世界について考察しようと思います。

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謎のページの数字がロード回数?

第55話「自称神」がアップされると同時(?)に謎のページが挿入されました。

挿入されたページは下記です。

【謎のページ一覧】
-01- Memento mori.(第1話 冒頭)
-02- Ad nocendum potens sumus(第1話 ダイチ目覚め前)
-03- Repetition est mater sutudiorum. (第55話 ダイチ2周目前)

これまでに確認されたページは3つで、それぞれに通し番号とラテン語で書かれたタイトルが描かれています。

全てラテン語の格言からきているようで、日本語に直すとこんな感じ

【日本語訳】
-01- 死を忘れるな
-02- 我々は危害を加える力を持っている
-03- 繰り返しは学習の母である

意味深な言葉ばかりですが、全てダイチに対してのメッセージのように見えます。

自称神がダイチのことを『主人公君』と表現したことにも関係があるのかもしれません。

言葉の中身の考察は置いといて、問題は通し番号の方です。

素直に考えるとこの番号がそのままロード回数となっているのではないでしょうか?

まぁ〜ミスリードである可能性も多いにあるのですが、今回はこの通し番号がロード回数。

つまりはカルカラレルカの世界を繰り返している順番になっていると仮定して考察を進めようと思います。

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01- Memento mori.(死を忘れるな)

第1話の冒頭から始まり、1周目の世界線だと思われます。

今のところダイチがディーナに殺されるという、たった2ページしか描かれていません。

2周目のダイチが見た夢として描かれています。

これは記憶を引き継いでいるわけではなく、別の世界線での自分の経験を夢に見たということだと思います。

第2部(SR-H Prosperity)でも同じ描写がありました。(アンビィがエンドに殺された夢を見ています)

深読みすると自称神に頼らずとも、記憶を取り戻すことも可能なのでしょうか?

そんな固有特性が今後出てくるかもしれませんね。

リロード者なし

当然ですが1回目の世界線なのでリロード者はいないはずです。

リロード者が登場するのは2周目以降になります。

たった2ページの1周目ですが、2周目と3周目の状況から描かれていないところで何が起こっていたのか予想して見ましょう。

ビルによるアスクの事件なし

ディーナがダイチをダイチと呼んでいること(ややこしいなw)

ダイチがただの人間であること

ダイチがミズキをミズキと呼んでいること(これもややこしいなw)

から1周目の世界では『アスクの事件』は発生していないと考えるのが妥当です。

正確にいうとビルが主犯であるアスクの事件は起きていないと思われます。

それは下記3つのイベントが発生していないことなるからです。

【発生しなかったイベント】
  • ダイチがビルに首チョンパされる
  • ビルのオリジンの能力によりダイチが蘇生する
  • ダイチとミズキがリクとスイとしてビルの養子となる

ダイチが一度死亡して、ディライブとして蘇生するというイベントが発生していないはずなのです。

ただし、ビルが犯人でないだけでアスクの事件自体は発生している可能性が高いです。

それはスイの格好やダイチの呼び名が兄貴となっていることから、第1部(SR-H ORIGIN)とほぼ同じ生い立ちであったと想像できます。

つまり、アスクが事件もなく平和であった可能性は限りなく低くなります。

アスクが平和だとスイの性格は変化せず、ハンターにも入隊もせず、リクのことを兄貴とも呼ばないはずなのです。

よって、下記のイベントは発生している可能性が高いと考えられます。

【発生したイベント】
  • ビル以外の何者か(本当のオリジン?)によって、アスクの住民が襲われる
  • ダイチとミズキの2人のみが生き残り、ビルの養子として育てられる
  • ダイチは記憶喪失だが名簿などで本名は確認
  • ダイチがオリジンを狩るためにノアズに入る
  • スイがダイチと一緒にいるために性格変貌

このように1周目の世界でも、ビルではない何者かによって同様の事件が発生しているものと思われます。

自在棍なし

3周目の世界では自在棍が登場していますが、2周目には登場しませんでした。

1周目でも自在棍は開発されていなかっと想定されます。

だって使う人がいないので使いようがありませんしね。

それどころか1周目では特性武器の開発も遅れているようです。

【自在棍の開発条件】
  • リクの存在(ビルによるダイチのディライブ化)
  • ナイト博士の存在(特性武器の早期開発)

自在棍が開発される条件はリクとナイト博士がセットで存在することが条件だと思われます。

リロード者がいない1周目の世界ではどっちの条件も揃いません。

WSDなし

当然ですが特性武器の開発すら進んでいないので、WSDは開発されていません。

WSDの開発条件はこんな感じでしょうか?

【WSDの開発条件】
  • ナイト博士の存在
  • ウィル=キングポールへの郵便屋からのメッセージ
  • スキールニル洞窟でカビちゃんゲット

WSDの開発にはナイト博士の元にカビちゃんが届く必要があります。

カビちゃんの特性である『パラサイト(寄生)』がWSDの元となるからです。

カビちゃんをゲットするにはウィル=キングポールのスキールニル洞窟の早期探索が必要で

そのためにはウィルに郵便屋からカビちゃんの存在をほのめかすメッセージが届く必要があります。

WSDの開発はかなり後の周回になりそうです。

人造ディライブの知識あり

2週目の世界線では『アスクの事件』が起こっており、ビルが住民をわざわざ首チョンパしています。

よって1周目から2周目へのリロード者は人造ディライブの知識を持っていたことになります

つまりは1周目の世界ですでに人造ディライブの技術は確立していたか、足がかりぐらいはあったと思います。

人造ディライブの知識と技術の確立条件はこうですね。

【人造ディライブの技術確立条件】
  • ドーティー博士の存在(スポンジウムの知識)
  • デフロ博士の存在(脳の知識)
  • アニマン博士の存在(生物の知識)

3人の研究者が揃いさえすれば人造ディライブの技術の確立はできそうです。

人造ディライブは『スポンジうむの知識』『脳の知識』『生物の知識』の結晶だと思われます。

これまでアニマン博士はいらなそうでしたが、生物の知識が人造ディライブの製造に役に立つんですねw

1周目の世界ではディーナにダイチを殺されてしまい序盤でディライブ勢が有利になりました。

しかし、人類は細々と生き延びディライブへの対抗策として人造ディライブの技術までは確立したのでしょう。

そして人造ディライブの知識を持ったドーティー博士が、2周目の世界へリロードすることになると思われます。

トルフィーゲットはドーティー博士

1周目から2周目へのリロード者はドーティー博士で確定だと思われます。

トルフィーゲットの条件は『人類の最後の一人になる』って感じでしょうか?

『ディライブをたくさん倒す』とか『強いディライブを倒す』とかだとドーティー博士はトルフィーゲットできなさそう・・・

『人類の最後の一人になる』であればワンチャンあるんじゃないでしょうか?

この条件であれば、ダイチのトルフィーゲットの理由も説明ができます。

ビル=ゲルリッツもリロード者の可能性があるのですが、グレーかなぁ〜。

ドーティー博士に情報を聞いて計画を立て実行に移しただけの可能性があります。

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まとめ

1周目の世界を整理するとこんな感じです。

【1周目の世界(-01- Memento mori.)】
  • アスクの事件なし
  • 特性武器なし(自在棍など)
  • WSDなし
  • 人造ディライブの知識あり
  • トルフィーゲットはドーティー博士

アスクの事件はリロード者が原因で発生したと思われ、1周目には発生なし。

スポンジウム特性の技術開発も思うように進まずに特性武器(自在棍など)やWSDは未開発

などとほとんどのイベントが発生していません

しかし、2周目につながることを考えると『人造ディライブ』の技術だけは確立したと思われます。

『人造ディライブ』の知識を持った状態でドーティー博士が2周目にリロードする流れが濃厚です。

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最後に

いかがだったでしょうか?

『-01- Memento mori.』の考察でした。

ここまでの考察はそれなりにあってると思っているのですがどうでしょう?

今思えば第1部のナイト博士の

「あの世かぁ・・・あるといいなぁ・・・」

というコメントは

「またリロードできるかなぁ〜?」

ってことだったのではないでしょうか?

その辺りも伏線回収も楽しみですね。

次回は『-02- Ad nocendum potens sumus』について考察してみたいと思います。

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