カルカラレルカのネタバレ考察です。
今回は第1部の郵便屋による過去干渉の1つ『邪魔するな』のメッセージの真意について考察しようと思います。
ネタバレや展開予測を多分に含みますので閲覧は自己責任でお願いします。
『邪魔するな』のメッセージの謎
『邪魔するな』のメッセージとは第1部の146話でロボ化した郵便屋がナイト博士に届けたメッセージです。
メッセージが簡略化され過ぎて当事者以外には何を言ってるかさっぱりでした。
第3部の物語が進み色々なことが明らかになってきたので、『邪魔するな』の真意を考察してみましょう。
ナイト博士が邪魔することで未来の人類が不利になる?
『邪魔するな』のメッセージを送ったということはナイト博士に何かしらを邪魔して欲しくないということです。
釘を刺しておかないとナイト博士が何かしらを邪魔してしまい、未来の人類にとって不都合なことが起こるのではないかと予測できます。
ナイト博士に邪魔をすることが可能で、邪魔をすると未来が変わってしますようなこととはなんでしょうか?
邪魔するのはビルのディライブ殲滅宣言?
ナイト博士はこの『邪魔するな』のメッセージから「僕が予期しないような事をするとか?それが正しい事かは判らないから『邪魔するな』って所かな」と予想しています。
この後に起こる大きなイベントはビル=ゲルリッツのディライブ殲滅宣言しかありません。
そうなるとナイト博士は人類とディライブがこの時点で敵対することを邪魔したのではないかと仮説が立ちます。
なぜナイト博士はディライブとの敵対を邪魔する?
ではなぜナイト博士はディライブとの敵対を邪魔するのでしょうか?
1つはこの時点でディライブとの敵対を明言してしまうと、WSDにより人類を強化する前にディライブに逆に殲滅されることを恐れたのではないかということです。
この時点でディライブ(アダムアーク)に本気を出されると、人類の滅亡は必至です。
ただし、ナイト博士がそこまで強く反抗する内容でしょうか?
ナイト博士は世界がループしていることは把握しているので、このタイミングでディライブと敵対したらどうなるかを試してみることはなんの問題もないと考えるのではないでしょうか?
なんせナイト博士は40回以上もループを繰り返しているので今更です。
人造ディライブ化計画の存続のため?
それでは他にこのタイミングでディライブと人類の敵対関係を明確化してしまうことで、ナイト博士が強く反対することとはなんでしょうか?
それはもしかして『人造ディライブ化計画』が計画されなくなる可能性を危惧したのではないでしょうか?
このタイミングでディライブとの敵対関係を明確化してしまい、WSDが量産化され人類がある程度のディライブへの対抗手段ができてしまうと人造ディライブを誕生させる必要がなくなってしまいます。
ナイト博士はアスクの事件の犯人のひとりであり、未来で人造ディライブ化計画が実施されないのであれば本当にだたの人殺しになってしまします。
一度は自殺するまでに至ったアスク住民の虐殺です。
ナイト博士にとっては未来で蘇生可能であることだけが支えだったのではないでしょうか?
その可能性がなくなってしまうことはどうしても許容できなかった可能性があります。
ナイト博士が邪魔したのはアスクの地下に眠る首の破棄ではないでしょうか。
未来との連携が不可能になる危惧
また、人造ディライブ化計画が行われなくなるとダイチも蘇生されなくなります。
ダイチが蘇生できなくなるということは未来との連携をとる手段がなくなってしまうということです。
ナイト博士の個人の思いより、今後未来との連携が取れなくなることを危惧した可能性が強そうです。
逆にいうとダイチ達は自分達が人造ディライブとして蘇生されなくなる可能性も理解した上でこのメッセージを送ったということになります。
自分達が蘇生されなくなるリスクを犯してでも、WSDの早期量産化が人類のためになると判断した結果ではないでしょうか?
そう考えると『邪魔するな』のメッセージを送らなかった時にナイト博士が邪魔してしまう内容は下記2点
①アスクの地下の首の破棄
②WSDの早期量産化
どちらもナイト博士に邪魔が可能で邪魔するだけの動機もある内容ではないでしょうか?
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リロード考察(1周目 -01- Memento mori.)
リロード考察(2周目 -02- Ad nocendum potens sumus)
リロード考察(3周目 -03- Repetition est mater sutudiorum.)
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