長女、父の別れで号泣

姉妹の育て方

1週間ももらった産休も終わり、里帰り先から自宅へ帰宅する日になる

当然、父親一人での帰宅である

さすがに首がグラングランの次女を長時間移動させるわけにはいかない

母と二人の子どもはしばらく、妻の実家にお世話になる

1ヶ月検診等があるので、愛車のフリードは置いて帰ることにした

というわけで、コロナ渦の中だが新幹線での帰宅になる

妻と長女に新幹線乗り場まで、見送ってもらった

父が帰ってしまうとなると、長女がグズついて面倒臭いので

「新幹線を見に行くよ」としか長女には伝えていなかった

これが良くなかった・・・

いざ新幹線が到着しお別れの時間になり、父だけが帰宅することを告げると大号泣

腕を引きちぎらんばかりに妻を振りほどこうとし、今にも新幹線へ向かってきそうな勢いだ

危なすぎる

危険を感じた妻はガラス張りの待合室のようなところへ連れて行ったのだが、それでも収まる様子はなかった

最終的に泣き叫ぶ長女を見ながら、新幹線が発車する

ここまで長女に求められるとは思っていなかった

それなりではあろうが久々に父と過ごした1週間が楽しかったらしい

少しは信頼してくれたようだ

そんな嬉しさもあったのだが、それよりも無事なのかが心配だ

新幹線に突っ込んでないだろうか?

ホームに落ちてないだろうか?

などと私が心配しているのを察してのことだろう

妻からすぐに連絡があった

「もう泣いてないよw」

5分も泣いていなかったようだ・・・

妻が産婦人科に入院して会えなくなった時は小一時間は泣いていたと聞いている

まぁ〜父親なんてそんなものですよね

泣いてくれただけでも父は嬉しいぞ

それにしても、あれほど父を求めて号泣してくれるとは思っていなかった

何度か様子を見に妻の実家に帰るたびに別れの瞬間は来るのだが、案外あっさりしていた

泣きはするのだが、すぐに納得し「またきてね」モードに突入する

いつもは心の準備がちゃんと出来るのだろう

今回はギリギリまでお別れを伝えなかったのが良くなかった

しばらく会えなくなるので、公園で遊んでから別れることにしていたのだが

公園で遊ぶタイミングでグズつかれるのも面倒だったので、お別れのことを黙っていた

最後の最後まで新幹線を見に行くだけと思っていた長女にしてみれば

急に別れを告げられた訳で心の準備なんかできる訳がない

申し訳ないことをしたなと思う

親が面倒臭いからと行って、物事を後回しにしても何も良いことはない

つくづくそう思う瞬間だった

マイナスなことは先に伝えるべきだ

会社でも悪い情報はすぐに報告しろと教わったではないか

長女だって最初からお別れのことを知っていれば、後悔しないぐらい父と公園で遊ぶことだって出来たかもしれない

二度と親が面倒臭いからという理由だけで、何かをしたり、しなかったりすることはやめようと思う

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