筋トレ始めてますか？
ゾゾムーです
今回はあまり馴染みのないインスリンヒエラルキーについて
インスリンヒエラルキーってなんぞや？
という疑問に、ゾゾムーなりの解釈でお答えしようと思います
インスリンが細胞へ運ぶのは糖質だけではないよ
インスリンとはなんでしょう
そうです！
糖質制限ダイエットの大ブームにより、完全に悪者扱いされているインスリン君です
理由はこうです
糖質を摂取すると血糖値が上がります
血糖値（血液中のブドウ糖濃度）が上昇するとインスリンというホルモンが分泌されます
インスリンの働きでブドウ糖が細胞の中へ取り込まれ
エネルギーとして使用したり、貯蓄出来るようになります
なんだって！ エネルギーを貯蔵するだって‼︎
インスリンめ！ 余計なことしやがって！ お前さえいなければ太らないのに‼︎
こうしてインスリン君は悪者になってしまいました
しかし
インスリンは糖質を細胞へ送り込むと同時に
アミノ酸（タンパク質の分解物）や、脂肪酸（脂質の分解物）も
細胞へ送りこむ働きがあります
筋肉の合成に必要なタンパク質を、筋肉細胞へ送り込んでくれるのもインスリンの働きです
よって、筋肉の増量や維持を目的としている場合は、インスリン君は心強い味方になります
糖質を摂取してインスリンを分泌させないと筋肉つきにくいよ
ちなみにですが体脂肪へ脂肪酸を送り込むのもインスリンの働きとなります
よって糖質の摂取と同時に脂質を取りすぎるとダイレクトに体脂肪が増えるので気を付けましょう。
これもインスリン君が悪者になった理由の１つです
糖質を大量に摂取すると余った糖が体脂肪として蓄えらるという話は
完全に嘘とは言い切れませんが、その量はそれほど多くないという説もあります
そもそも糖と脂肪は別物です
体の全ての細胞中で糖を脂肪へ変換出来るわけではないようです
主にエネルギーを脂肪へ変換するのは肝臓であり、変換できる量は1日に10g程度とも言われています
摂取した脂肪が体脂肪として蓄えられる方が、よっぽど簡単で量が多良いことが容易に想像ができますね
よって
筋肉の維持を目的としたダイエットでは糖質を制限するより、脂質を制限するのが定石となります
ちなみに、せっかくインスリンを分泌させても、タンパク質が不足していると筋肉が合成されないので、タンパク質の摂取も忘れずに！
結局、タンパク質の摂取効率でいうとプロテインの右に出るものはありません
コスパの良いプロテインをお探しなら、断然マイプロテインがオススメです
インスリンヒエラルキーとインスリン感受性
栄養素を細胞へ運んでくれるインスリンですが、その働きには優先順位があります
その順番は『筋肉』⇨『肝臓』⇨『体脂肪』となります
そして
筋肉を使用すればするほど、筋肉量が多ければ多いほど、筋肉へのインスリンの働きが大きくなります
これを筋肉のインスリン感受性が上がるといいます
筋肉のインスリン感受性が上がると、体脂肪へ糖質（一緒に脂肪）を運ぶ量は少なくなります
つまり、体脂肪がつき難くなるんです
よって、筋肉量が増えると太り難くなるのはインスリンヒエラルキーよる効果が大きい
ちなみに筋肉１kgあたりの基礎代謝の増加は大したことありません（一説によると13kcalだとか）
体の仕組みは会社と同じ？
インスリンヒエラルキーの考え方では、摂取したエネルギーはまず筋肉に取り込まれ使用されます
実際にこのような都合の良いことは起こり得るのでしょうか？
インスリンヒエラルキーのイメージは会社の仕組みと似ています
会社の経営状況（摂取カロリー）により増減はあっても
最優先で給与（栄養）が支給されるのは従業員（筋肉）です
従業員の働きに（筋肉の使用量に）応じて十分な給与（栄養）が与えられます
そしてその後に、余ったお金（栄養）が初めて貯蓄（体脂肪）に回されるのです
従業員がよく働いたり（筋肉を使用したり）
従業員が多くなる（筋肉量が増える）と
従業員（筋肉）に支給される給与（栄養）の総量が増えます。
景気が良い時（適度な栄養と筋トレ時）は貯蓄（体脂肪）には回さず
従業員（筋肉）にボーナス（栄養）出しまくりの上、税金対策で事業を拡大します
健全にホワイト企業です
優秀な従業員（使用している筋肉）が増えると首を切る（筋肉を減らす）わけにもいかず、給与（栄養）も上げなければいけません
事業を拡大（筋肉量増量）するとなると、お金（栄養）も沢山必要です
するとどんどん貯蓄に回すお金（体脂肪に回る栄養）は無くなります
実際に、従業員の働きに対して十分な報酬を与えるのが健全な企業ではないかと思います
少なくとも体の仕組みはそうなっているようなので安心してください
ごめんなさい、逆に分かり難かったですね
常に筋肉をエネルギーで満たし状態にしておかないと体が動かせなくなって死んじゃいます
体の機能はそんなにアホではないので、体脂肪によるエネルギーの貯蔵よりも筋肉へのエネルギー補給が優先になるのは当然だよね
そもそも、しばらく食事が取れなくても、筋肉を動かせる状態を保てるように脂肪でエネルギーを貯蓄しているんだよ
まとめ
インスリンにはヒエラルキーがあり、最優先で筋肉に作用し栄養（糖と一緒にタンパク質も）が運ばれます
その後に余った栄養（糖と一緒に脂質も）が体脂肪へ運ばれ貯蓄されます
筋肉量が増えれば増えるほど、筋肉のインスリン感受性が上がり
体脂肪へのインスリンの作用は低下し、脂肪がつき難くなります
筋肉を増やしても大して基礎代謝量が増えないのならやる意味ないじゃん
と思っていた、そこのあたな！
意味はあるので筋トレしなさい‼︎
筋肉がついた暁には食事制限など必要のない生活が待っているはずです
レッツトライ！
ふるさと納税催促おじさんです。
さすがにふるさと納税忘れてたってことはないですよね。
年末ギリギリになると役所の人も大変なので計画的なふるさと納税を心がけましょうw
何も欲しいモノがなかった時の味方トイレットペーパーは王道中の王道
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