カルカラレルカのネタバレ考察です。
ネタバレしかないまであるので注意してくださいw
カルカラレルカでは謎が謎を呼び謎だらけです。
一つ謎が解き明かされたと思うと、別の謎が増えていく始末です・・・
そこでカルカラレルカの謎について考察してみました。
すでに明かされた謎の解説もしているのでご参考まで。
万が一ですが個人的な予測が当たってしまう場合もあるかもしれません。
未来の楽しみを奪われたくないという人はそっとページを閉じることをお勧めします。
1つの記事にまとめると凄い分量になってしまったので、この記事では触りだけまとめています。
詳細がある謎は各項にリンクをつけていますので、参照いただければ幸いです。
最新話の考察はこちら↓↓↓
カルカラレルカ新着記事
惑星アークの謎 考察
カルカラレルカの舞台である惑星アークについての謎を考察。
地球外の惑星であり、その成り立ちや生息する生物など多くの謎に包まれている。
惑星アークの成り立ち
カルカラレルカの舞台である惑星アークはウィル=キングポールにより惑星アークが数百年前まで大気も無い鉱石のみの星であったと示唆される(第1部54話)
通常の惑星の成り立ちは数億年であり、そのスピードの異常性が謎の一つとなる。
第2部の番外2により、実際に惑星アークが数十年前までは真っ黒な小惑星(おそらくスポンジウムの塊)であったことが判明。
宇宙事故によりそのスポンジウムの惑星に墜落した4名の乗組員の願望を叶える形で、スポンジウムの小惑星が超スピードで進化したと予想されている。
【4人の願望】
キャップ(ビル父):人類の住める惑星新天地
遺伝子学者の女性:未知の生物に会いたい
I♡♀のTシャツの男性:強い新人類を目指す
謎の男:狩るか狩られるかの世界が見たい
キャップの願望より惑星アークが生物が生存可能な環境となり、遺伝子学者の願望により多くの生物が生息し、I♡♀のTシャツの男性の願望からディライブが誕生し、謎の男の願望から狩るか狩られるかの世界となったと思われる。
また彼ら4人が惑星アークの先住民ディライブとなっている説がその容姿と願望から濃厚。
ディライブはその出自から3つのタイプに分けられるが、彼らは先住民ディライブとされタイプBに分類される。
【先住民】
キャップ(ビル父):オリジン(未登場だがほぼ確定か)
遺伝子学者の女性:ディーナ(確定)
I♡♀のTシャツの男性:アダムアーク(確定)
謎の男:自称神(おそらくそう)
詳細は下記記事参照↓↓↓
番外2「true origin①」
番外2「true origin②」
惑星アークの生物
なぜ地球とは別の惑星なのにアークの生物が地球の生物と似た特徴を持つのかをルナが疑問視しており、謎の1つとなる。(第1部 9話)
アニマン博士によると地球の技術力であれば遺伝子の切り貼りでアークの生物は大体が人工的に作成可能だとしており(第3部 31話)、人類が惑星アークに降り立つ前に何かしらの方法で地球の生物の遺伝子情報が伝わった可能性が示唆されている。
第2部の番外2より惑星アークの元となる小惑星に墜落した宇宙船内に遺伝子サンプルの描写があることからも、その遺伝子サンプルを元に惑星アークの意思(?)が生物を創造した説が濃厚。
【確認できるサンプル名】
・ネコ
・魚
・人間
※第2部 番外『ture origin①』参照
亜人の起源
亜人の出自については自然進化説、アダムアークの子孫説、ディーナの遺伝子操作による創造説など様々な説が挙げられるが、アスクの生物と同様に宇宙船内に保管されていた遺伝子サンプルを元に惑星アークの意思により創造された説が濃厚である。
ただし、知能が高く二足歩行が可能の生物を創造したとして、数百年程度で人類と同様の言語を操り人類と似たような文化が起こるとは考え難い。
どこかしらのタイミングで人類が亜人に介入していると考えるのが妥当であり、その場合惑星アークの開拓期に死亡したとされるビル=ゲルリッツの妻の存在が気になるところである。
ただし、惑星アークの意志が亜人を創造した時点で墜落死した(?)4人の知識や価値観を植えつけた可能性も捨てきれない。
詳細は下記記事参照↓↓↓
亜人の起源 考察
アーク歴
センティオが惑星アークから地球へ脱出するためのチケット(AA35.10.10)、ウィルの手記(A.A.35.7.29)に日付のような記述が確認できる。
このことから地球の暦とは異なるアーク歴を使用していたことが判明している。(第1部 86話、77話)
A.A.はArk.Age(アーク・エイジ)であると想定するとA.A.35.7.29はアーク歴35年7月29日になる予測。
また、A.A.1(元年)は惑星アークが発見された年であると類推される。
この仮説が正しければビル=ゲルリッツは惑星アークの発見から、リクが活躍する時代までにあれほどの開拓を済ませていたこととなり、驚異の開拓スピードである。
ちなみにビル=ゲルリッツの年齢とイベントを逆算すると下記となると予想できる。
12歳で宇宙事故により父を亡くす(第2部 番外)
22歳で惑星アークを発見(A.A.1(元年)にあたる仮説)
28歳で惑星アークへの渡航成功(第1部 1話)
32歳で第1子のクウ誕生(年齢より逆算)
43歳でアスクでの事件発生(ビルとリクの年齢より計算)
第1部(SR-H ORIGIN)では56歳であり、第2部(SR-H prosperity)まで生きていたとすると159歳となる計算となる。
人間もしくはディライブであってもタイプC(ディライブの子、もしくは固有特性にて創造)である場合は第2部の時代まで生存している可能性は低そうである。
詳細は下記記事参照↓↓↓
アーク歴 考察
繰り返す世界の謎 考察
ナイト博士や郵便屋の存在、スイレポートの内容など明らかな時間的矛盾が発生しており、時間を跳躍可能な固有特性の存在が囁かれてきた。
後に自称神の固有特性『アポカリプス』(仮)により世界は何度も繰り返されることが判明。
さらにはある条件を満たすと以前の世界の記憶を持ったまま世界を繰り返すことが可能となり、時間的矛盾が発生している原因となる。
ただし、未だに全ての時間的矛盾の謎は解明されていない。
固有特性『アポカリプス』
自称神の固有特性『アポカリプス』により、最後の人類が死亡すると新しいページが追加され世界が繰り返される。
最後の人類はトルフィーを獲得し、自称神と会うことができ記憶を引き継いだ状態で転生(自分の生きた時間以外)、もしくは時間跳躍(自分の生きた時間)する時代を選ぶことが可能。
また、一度自称神に会うと強制的に記憶を引き継いだまま世界を繰り返すこととなり、もはや呪いとも揶揄される。
ダイチは繰り返す世界の中で一時バケモノと化し、ドーティー博士は変態となる。
ちなみに繰り返す世界の中で再び最後の人類となっても追加でトルフィーをゲットすることはできず、転生もしくは時間跳躍を時期を指定し直すことはできない。
トルフィーゲットの条件は最後の人類になるだけではない可能性も残る。
現在トルフィーの獲得が確定しているのは下記である。
【トルフィー獲得者】
ドーティー=パンスール=メズマン (ロード01から転生)
オカ=ダイチ (ロード02から時間跳躍)
ロード03以降のトルフィー獲得者は未だ不明であるがその人数は少ないと思われる。
ターニングポイント
世界はロードを繰り返すことで第2部の世界線まで進むと思われるが、第2部の世界線と同様の世界となるためには数々のターニングポイントで過去改変を行う必要がある。
例えば、第1部の世界と同じ世界線になるには下記のターニングポイントでの過去改変が必要と思われる。
ドーティー博士の転生
アスクの事件
特性武器の開発
カビちゃんの発見
W•S•Dの開発
テロの阻止
ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
ラフィーのディライブ化
などなど
詳細はこちら↓↓↓
ロード
【ダイチ目線】
ダイチ目線ではロード03でアダムアークに敗れたのちに、ロード03’を経由せずにロード04’がスタートする。
ロードX’の世界線を過去の改変が行われたタイミングで経験するには、その改変を見届けるか改変時点まで生存している事が条件であると思われる。
新しい世界を繰り返すごとにアポカリプスの1ページを模したロード数が書かれたページが挿入される。
ロード名はラテン語で表現されており、その意味はそのロードの内容となんとなく一致する。
-01-Memento mori.
ダイチが夢で見た世界線でありロード数が01であることから、ただの夢ではなくロード01の世界線であると思われる。
ディーナがダイチをダイチと呼び、人間としていることから、ダイチ(リク)のディライブ化は発生していない世界線であると思われる。
ミズキの風貌やダイチのことを兄貴呼びしていることから推測すると、アスクでの事件はロード01でも発生していると考えるのが妥当である。
ただし、その犯人はビル=ゲルリッツではない可能性が高い。
また、人類はディライブに対して完全に無力ではあったが人造ディライブの技術は確立している。
✖️ドーティー博士の転生
⭕️アスクの事件(犯人はビル以外?)
✖️特性武器の開発
✖️カビちゃんの発見
✖️W•S•Dの開発
✖️テロの発生
✖️テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
✖️ダイチの時間跳躍
✖️ラフィーのディライブ化
詳細は下記記事参照↓↓↓
-01-Memento mori. 死を忘れるな
-02-Ad nocendum potentes sumus.
なぜかヨツンヘイム大森林でダイチが目覚めるところから始まる世界線である。
後に100年後の世界でアスクの地下に保管されていた頭とディライブの体を人工的に接合した人造ディライブとして蘇生され、研究所がディライブに襲撃されたために脱出ポットで避難させられていたことが明かされる。
ドーティー博士がロード01の記憶を引き継いだ状態でロード02に初めての転生を果たす。
ロード01の記憶からディライブの対抗手段として人造ディライブ化計画をビル=ゲルリッツへ話すことで、アスク住民の首チョンパ計画が持ち上がる。
ただし、この周回のドーティー博士は大量殺人犯という罪悪感に耐えることができず自殺してしまう。
そのためWSDどころか特性武器の開発すら進まず、かなり人類が不利な世界線であり人造ディライブが最後の望みとなる。
しかし、その人造ディライブ達も天使と自称する人類の絶滅を目的とした一味に全滅させられてしまう。
この世界線でダイチは最後の人類となりトルフィーを獲得することで、ロード03以降の世界で記憶を引き継いだまま時間跳躍を繰り返すこととなる。
また、この世界線ではラフィー=センドメールはロベリア=マッパーの裏切りにより殺害されてしまう。
よってディライブ化し郵便屋となること出来なかった。
⭕️ドーティー博士の転生(自殺)
⭕️アスクの事件(犯人はビル)
✖️特性武器の開発
✖️カビちゃんの発見
✖️W•S•Dの開発
✖️テロの発生
✖️テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
✖️ダイチの時間跳躍
✖️ラフィーのディライブ化
詳細は下記記事参照↓↓↓
-02-Ad nocendum potentes sumus. 我々は危害を加える力を持っている
-03-Repetition est mater sutudiorum.
ダイチが初めての時間跳躍を経験する世界線であるが、ダイチの想定とは違う時代への時間跳躍となってしまう。
その理由はドーティー博士の決意によりアスクの事件の日程が前倒しされてしまったがために、ダイチが指定したロード02のアスクの事件の前日にはすでに事が起こった後(ダイチはすでに首チョンパ状態)であったためと予想される。
ドーティー博士が自殺せずにナイト博士として特性武器の開発を進めたことにより、若干人類が有利となり人類の残像数が増える。
さらにダイチがロード02の記憶や能力を引き継いでいるため、天使とも互角以上にわたり会う事ができるようになる。
しかし、天使軍団と領主はなんとか倒せそうではあったが、ディーナとアダムアークが天使の友人として参戦した事でダイチは死亡してしまう。
その裏ではアニマン博士がスキールニル洞窟でカビちゃんを発見。
そのカビちゃんをラフィーが摂取してしまいディライブ化し郵便屋となる。
さらに郵便屋が世界を変えるために『スキールニルを調査せよ』というメッセージを転生した過去のドーティー博士(ナイト博士)に届ける事でロード03の世界が崩壊し、新たにロード03’の世界が作られることになる。
ナイト博士はロード03の記憶を引き継いだ状態でロード03’がスタート。
ロード03’の世界線ではメッセージにより見つけられたカビちゃんのため、WSDの開発をスタートする事ができるようになる。
しかし、そのカビちゃんが悪用される事で世界中がディライブまみれになり世界が滅んでしまう。
ちなみにダイチはこのロード03’の記憶はなく、ロード03で死亡後にロード04’の世界で目覚めている。
これは世界が消滅するタイミングまでダイチが生存していなかったためではないかと思われる。
【ロード03】
○ドーティー博士の転生
○アスクの事件(犯人はビル)
⭕️特性武器の開発
✖️カビちゃんの発見
✖️W•S•Dの開発
✖️テロの発生
✖️テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
⭕️ダイチの時間跳躍
⭕️ラフィーのディライブ化
【ロード03’】
○ドーティー博士の転生
○アスクの事件(犯人はビル)
○特性武器の開発
⭕️カビちゃんの発見
△ W•S•Dの開発
⭕️テロの発生
✖️テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
○ダイチの時間跳躍
✖️ラフィーのディライブ化
-03-Repetition est mater sutudiorum. 繰り返しは学習の母
-04-De gustibus non est disputandum.
改変を見届けた場合(ナイト博士)
ロード03→ロード03’→ロード04(04′)
改変時にすでに死亡(ダイチ)
ロード03→ロード04′
またスタート地点がセントラルヘルヘイムになり、過去の状況が変化したいたことを示唆していた。
セントラルヘルヘイムの環境を考慮するとベルフェマン(下手物)がディライブ化している可能性が高く、そのディライブ化はヘビーフラッズのカビちゃんの被験体にされた事が原因であることから、ヘビーフラッズの手にカビちゃんが渡っていると思われる。
また、ヘビーフラッズがカビちゃんを初めてゲットする世界線ではイーストキングのテロを防ぐ手立てがないためカビちゃんテロも成功し世界中の人類がディライブ化している可能性が高いと予測されていた。
【ナイト博士(ドーティー博士)目線】
ドーティー博士の話により、ロード03’とロード04’は郵便屋のメッセージ通りにスキールニルを調査したことからカビちゃんのゲットに成功するも、ヘビーフラッズにもカビちゃんが渡ってしましいテロが成功してしまう世界線である事が確定。
ちなみにこのメッセージが届けられなくても、スニールニルにカビちゃんが存在することは記憶を引き継いでいるナイト博士は知っているはずなので届け損と言えなくもないw
また郵便屋がメッセージを届けにくる状況はロード03に続き2回目であることが語られれ、ナイト博士はテロを未然に防ぐ方法がメッセージとして届けられることを期待したがその内容は変わらなかった。
これをナイト博士はこの郵便屋は歴史に固定された存在であると予測しているが、ロード03’の世界線でラフィーがディライブかするに至らなかったのではないかと思われる。
メッセージが変化したなったため、ナイト博士のかわりにテロの記憶を残してもらう方にスイレポートの作成を依頼。
【ロード04’】
○ドーティー博士の転生
○アスクの事件(犯人はビル)
○特性武器の開発
○カビちゃんの発見
△ W•S•Dの開発
○テロの発生
✖️テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
○ダイチの時間跳躍
✖️ラフィーのディライブ化
-05-Nemo sine periculo vincere potest.
【ダイチ目線】
ロード04’でグラストに殺されたあとにロード05’がスタート。
グラストを倒すことには成功するも、ディーナに殺される。
【ナイト博士目線】
ロード04’でテロに巻き込まれて死亡後にロード05’がスタート
ロード03’にてスイレポートの依頼をしテロの状況を未来に伝える努力をするもメッセージに変化なし。
ここからしばらくなんの進展もない状況が続く
-06-Fiat eu stita et piriat mundus.
【ダイチ目線】
グラストに圧勝し、ディーナを避け、南の魔女に会いに行くも追い出される。
敵意の曖昧なディライブを一方的に殺害してしまったことにより、ディライブ絶対殺すマンになる。
大きな赤ちゃんを操るディライブに殺害される。
【ナイト博士目線】
ロード05’と状況に変化なし。
この時ナイト博士は転生前の記憶に変化はないとしている。
このことからロードX’の転生前のドーティー博士の記憶はナイト博士には引き継がれていない可能性がある。
-07-Ex nihilo nihil fit. 〜 -43-Nil.
ロード07〜ロード43までは同じ状況を繰り返すだけである。
ダイチはディライブ殺すマンとして迷走しバケモノ化
ナイト博士はWSDの開発に従事するもテロによる死亡を繰り返し変態化する。
-44-Relata refero.
ロードXのラフィーがディライブ化し、過去のナイト博士にメッセージを届けたのちに戻る世界は消滅したはずのロードXであった。ダイチとの連携をとるためにロードX’の世界へメッセージを届けようとするもロード43までは失敗し続ける。
理由はダイチがループ後にすぐに死亡していたためと考えられ、ロード44で初めてダイチが長生きした世界線となり郵便屋がメッセージを届けることに成功したとされる。
このことから郵便屋の固有特性『Bメール』は世界線を跳躍する場合は同時に時間を跳躍することはできないと思われる。
【郵便屋の行動(想定)】
ロード44(ディライブ化)
→ロード44の過去(ナイト博士にメッセージを届け(ウィルに転送)ロード44’発生、ロード44消滅)
→ロード44(消滅したはずのロード44へ戻る)
→ロード44′(ダイチとラフィーにゲルリッツハウスへ行くようにメッセージを届ける)
→ロード44(一度元の世界へ戻る)
→ロード44′(ゲルリッツハウスでダイチとラフィーに合流し全てを語る)
ロード44の郵便屋はロード44’のラフィーの元にもメッセージを届けており、ゲルリッツハウスにてダイチとラフィーとスイレポートが揃うことになる。
結果、ラフィーは人類を救いたいという願望を抱きながらディライブ化することでテロを防ぐこと(イーストキングの殺害)を使命とし、ダイチはそれを見届け改変された世界にてさらに人類が有利となるように行動することが使命となる。
【ロード44”】
ダイチはロード44’の世界が消滅することを見届けたのちに、ロード44”の世界線で目覚める。
ロード45のページの挿入がなかっため、ロード44”と考えるのが妥当と思われる。
テロが阻止され人類が有利な世界になっており、ここから人類の反撃が始まる。
【次のロードが始まる条件考察】
ロードX’の世界が消滅しても次のロード(ロードX+1)は始まらずロードX”がスタートする。
また、郵便屋が時間がないという説明を始めた時にロードXの人類が神に追い詰められてる話をしようとした。(ダイチに途中で話を止められる)
これらのことから、ロードXの人類が滅んでしまうと次のロードが始まってしまう可能性があるのではないかと考察する。
つまりロードX’やロードX”をいくら人類の都合の良い世界に変えても元のロードXの世界を救わない限り次のロードが始まってしまう可能性が出てくる。
第2部ではエンド=ゲルリッツが本当の世界を救おうとした行為に意味が出てくる可能性が出てくるのではないか?
人類の最終目標はロードXもしくはロード01の人類を存続させることになるかもしれない。
【トルフィーゲットの条件】
トルフィーを獲得する条件は最後の人類である事が判明しているが、正確にはロードXの世界で最後の人類となる事が条件であると考察する。
自称神の固有特性と思われる『アポカリプス(仮)』はロードXに限定されており、世界が改変されたロードX’などは『アポカリプス(仮)』から外れた世界線となるのではないか。
つまり世界が改変されたロードX’、ロードX”で最後の人類になったとしてもトルフィーは獲得できずに記憶を引き継いだ状態での時間跳躍や転生はできないのではないかと想定する。
そう考えるとロード44まで繰り返した世界で記憶を引き継いでループしていると思われる人類がドーティー博士とダイチしかいないことも説明できる。
ロード03では郵便屋がナイト博士にメッセージを届けカビちゃんを早期に獲得する事で初めての世界の改変が行われ、それ以降は必ずこの世界の改変が発生しロードX’となる。
よってロード03以降のロードではトルフィーを獲得した人物が現れなかったのではないかと愚考する。
ただし上記の【次のロードが始まる条件考察】のようにロードXを元に作られたロードX’、ロードX”の世界線はロードXの人類が滅亡すると同時に次のロードが強制的に始まってしまう可能性は残る
【ロード44’】
○ドーティー博士の転生
○アスクの事件(犯人はビル)
○特性武器の開発
○カビちゃんの発見
△W•S•Dの開発
✖️テロの発生
✖️テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
⭕️ダイチの時間跳躍
⭕️ ラフィーのディライブ化
【ロード44”】
○ドーティー博士の転生
○アスクの事件(犯人はビル)
○特性武器の開発
○カビちゃんの発見
⭕️W•S•Dの開発
○テロの発生
○テロの阻止
✖️ビルのディライブ殲滅宣言を邪魔しない
○ダイチの時間跳躍
⭕️ ラフィーのディライブ化(WSD+ミナカミ)
ロード-00- ???
最近流行りのロード00考察
固有特性『アポカリプス』での最初に作られた世界がロード01だとすると、真の本当の世界はロード00である可能性がある。
登場人物の謎 考察
ビル=ゲルリッツを始めその存在や目的が謎に包まれているキャラクター登場。
ビル=ゲルリッツ
開拓者 ビル=ゲルリッツは惑星アークを発見して最初に降り立った人間であり、人類リーダーである。
当初はリクとスイを養子として引き取り、厳しくも優しく育てた親であ師であると思われた。
しかし、第1部のラストでアスクの事件の実行犯である事が判明。
さらにはディライブであることも判明し、ダイチの体からリクをディライブとして蘇生させた張本人である。
その目的やディライブ化した経緯など謎の多い人物である。
アスクの事件の目的
アスクの事件がビル=ゲルリッツの犯行であった事実は当初の読者に衝撃を与え、その目的が謎であった。
この謎は『人造ディライブプロジェクト』のためである事が判明している。(第3話 108話)
未来の人類がディライブに対応する手段を残すために、その頭を保存しそれを元に人造ディライブとして蘇生させる計画である。
これでビル=ゲルリッツがあえてアスクの住民すべてを首チョンパで殺害し、その頭をアスクの地下に保管していた理由が明らかになる。
また、ビル=ゲルリッツはアスクの住民の殺害中になぜか住民の名前を確認して殺害に至っている。
住民すべてを殺害する計画であるなら、人数を数えるだけで十分でわざわざ名前の確認は必要ないのではないか?
これはアスクの住民の中でも生かしておかない人物を確認していたのではないかと考察している。
例えばミズキの死亡やツタエの血族の全滅がしてしまうと、スイレポートを利用した未来との連携が取れなくなってしまう。
それを避けるためにナイト博士が絶対に殺してはいけない人物(ミズキ、ツタエも?)をビルに伝えていたのではないかと考察する。
ディライブ化の謎 考察
アスクの事件の真相は大方判明したものの、ビル=ゲルリッツがディライブ化している謎は明かされていない。
ビル=ゲルリッツは地球出身であり実子であるクウ=ゲルリッツも人間であるため、元々は人間であったと思われる。
さらにクウが誕生したのはビルが惑星アークに降り立った後であり、アスクの事件はクウ誕生から10程度たった後である。
よってこの10年の間にビルがディライブ化したものと思われる。
※クウ誕生などの時系列はアーク歴 考察を参照ください。
【タイプAディライブパターン】
タイプAのディライブ、つまりはスポンジウムの摂取によりディライブ化したパターンを考察
ビルの先見の明より、誰よりも早くカビちゃん(もしくはそれに類する何か)を発見しそれを体内へ摂取してしまった可能性は否定できない。
この場合、カビちゃんの最初の発見者はウィル=キングポールでもアニマン博士でもなくビルとなるが、生まれながらの先駆者(パイオニア)であり開拓者(フロンティア)であるビル=ゲルリッツならありえなくもない。
そして自身の固有特性として『オリジン』を開花したパターンである。
しかし、タイプAのディライブの特徴として人間であった時の記憶がなくなる特徴があるため、この可能性のパターンは低いと思われる。
ただし、幼少期の『全宇宙をくまなく探して何を犠牲にしても何を踏みつけにしても僕が誰よりも早く一番最初に父さんを見つけ出す』という決意が薄くなっていることから、一度記憶は失っているものの先見の明と人類繁栄の願望から立て直した可能性もゼロではない。
実は記憶を失っていたとしてもその能力の有用性から周りから問題視されなかった可能性もなくはないか。
【人造ディライブパターン】
転生したドーティー博士の知識と技術により人造ディライブとしてディライブ化したパターンを考察
ビルは転生したドーティー博士の人造ディライブプロジェクトを聞いた後にアスクの事件を起こすことになる。
しかし、急に未来から転生してきたと主張する人物から「人間の頭とディライブの体をくっつけることで人造ディライブとして蘇生できる」と言われても普通信用できるだろうか?
万が一ドーティー博士が嘘をついていた場合、ただの無差別大量殺人犯になってしまいます。
ビルとしてはその話の信憑性を確認することを考えるはずである。
その確認方法が自身を実験体として人造ディライブ化することであったパターンである。
ドーティー博士は知識と技術はすでに持っているためこのタイミングでビルを人造ディライブにすることは物理的には可能である。
ビルが人造ディライブ化した際に副産物として固有特性『オリジン』に目覚めたのではないか。
このパターン最大の穴はディライブ体の調達方法である。
人類が惑星アークの渡航に成功してからアスクの事件まで15年。
アダムアークが人間の女性をさらって子をもうけているとすると15歳以下ではあるがディライブは存在している可能性はなくはないが・・・
ちょっと苦しいか
【先住民オリジンによるディライブ化パターン】
ビルが固有特性『オリジン』を使用可能なことからリク=ゲルリッツやエンド=ゲルリッツのように、固有特性『オリジン』により蘇生されたパターン。
このパターンの場合、ビルよりも先に固有特性『オリジン』を使用可能なディライブの存在が必要になるが、ビルの父が先住民オリジンとなり惑星アークにいる可能性がある。
先住民オリジンは一度も登場していないが惑星アークの開発期にビルとオリジンが遭遇しており、なんやかんやあって死亡したビルを先住民オリジンが固有特性『オリジン』により蘇生するというイベントが発生したのではないか。
ビルが死亡するほどのことを考えるとオリジンと戦闘になった可能性が高いが、オリジンがビルを殺害した後に蘇生するのはおかしい気がする。
そう考えるとビルがアダムアークもしくはディーナに害されたのちにオリジンがビルを蘇生したと考えるのが妥当だと思われる。
この考察が正しければ『父を見つけ出す』というビルの幼少期の目的は達成されたことになる。
大人のビルが父の話をしなくなりその目的が『人類の繁栄』に変わっているのは当初の目的が達成されたためではないか。
また、すでにビルがアダムアークかディーナに遭遇している場合、転生したドーティー博士の話に真実味があることがビルは素直に理解できるはずである。
個人的にはこのパターンの可能性が高いのではないかと思う。
惑星アークの開拓初期が描かれることに期待したい。
偽ビル=ゲルリッツ説
第1部のビルがあまりにも自然に振舞っていることから、アスクを襲撃したビルは別人である可能性を考察していた。
元々、惑星アークの生物の非殺傷を推進していたビルが、ディライブ殲滅宣言をするのも不自然である。(第1部 100話 ホクオウ戦など)
アスクを襲撃したビルとリクとスイを保護しに行ったビルは別人である可能性があるのではないか。
ビルA(本人)
・第1部のメイン
・ホクオウと戦う
・SR本部でディーナの襲撃にあう
ビルB(偽物)
・アスクの事件犯人
・リクを能力解除にて殺害
・ディライブ殲滅宣言
しかし、ビルは転生したドーティー博士と共謀してアスクの事件を起こしたことが判明している。
偽ビル説が正しいとするとドーティー博士と密談をしていたビルは偽ビルとなるのだがその可能性は低そうである。
ドーティー=パンスール=メズマン(ナイト博士)
第1部から未来から来たであろう郵便屋の存在を知っていたことや、人類の叡智を数百年先取りしたと言われる奇跡の兵器W•S•Dの開発、ディーナのSR本部襲撃のタイミングを把握したいたことなど、謎の人物して注目されていた。
さらに、第2部ではおそらく同一人物であろうドーティー=パンスール=メズマンの登場によりその謎は深まる一方であった。
第3部の話が進むにつれ世界がループしていることが判明し(第3部 55話)、その後ドーティー博士が記憶を引き継いだ状態でループを繰り返していることが明らかになる(第3部 108話)。
これによりナイト博士の謎のほぼ全ての説明がつくようになる。
ナイト博士の謎 整理
郵便屋の存在を知っていたのは郵便屋から最初にメッセージを受け取った人物であり、さらにはそのメッセージを届け世界が消滅する現象も経験している。
郵便屋と思われう情報を聞くたびに何かしらの世界への干渉が行われているのであろうと類推していたのであろう。
WSDを早期開発できたのは40回以上もループを繰り返しながらその開発を推進していたためである。
結果、精神が崩壊して変態になってしまう代償を負うこととなる。
ディーナがSR本部を襲撃するタイミングを時間単位で把握していたのは、ナイト博士自身が記憶を引き継いだ状態でループしていたため。
本人の意思であるか、メッセージによる支持であるかは現在のところ不明。
記憶を引き継ぐルール
ドーティー博士が記憶を引き継いで転生を繰り返していることから、全ての時間軸のドーティー博士の記憶が共有されていると勘違いしそうであるが、記憶を引き継ぐのは100年後の世界のオリジナルドーティー博士(以後ドーティー博士)から転生してナイト博士と名乗っているドーティー博士(以後ナイト博士)にである。
またナイト博士の記憶は次のループにも引き継がれる。
よって記憶を蓄積することでなんでも知っているのはナイト博士の方だけであり、ドーティー博士は毎回のループで初見状態である。
別にドーティー博士はループの事実を隠し、とぼけていたわけではないw
そこで過去と未来の連携をとるためにダイチが必要になる訳である。
また、ロード07まではナイト博士が引き継いだ『転生前のドーティー博士の記憶』に変化がないことからロードX’の記憶は引き継がれないのではないかと考察する。
少なくともロード44’ではラフィーですらスイレポートの存在を把握していることからドーティー博士がスイレポートを読んでいないとは考え難い。
ロード06’までとは状況が異なる可能性もなくはないが、世界が変化するきっかけがないためロード03’〜ロード44’の世界が大きく変化しているとは考え難い。
自殺の真意
ロード02では人造ディライブプロジェクトのためにアスクの住民の大量殺人の共犯者であることに耐えきれずに早々に自殺している。
これは大量殺人犯の共犯者という罪悪感に耐えきれなかったためであろう。
ただし、ロード03以降でナイト博士がWSD開発の使命感で自殺を踏み止まっており、自分の罪悪感よりも人類の存続を優先した結果である。
その結果WSDの開発に成功しその技術とディライブの脅威を伝え、その使命を達成したことで自分にはもう生きる価値はないと判断したと思われる。
ナイト博士の中ではどんな理由があろうとも大量殺人犯であるという事実に苦しみ続けていたことが伺える。
「あの世かぁ・・・あるといいなぁ・・・」の真意
郵便屋との会話の中で「あの世かぁ・・・あるといいなぁ・・・」という意味深な発言をしている。
これは死亡後は強制的に記憶を引き継いだ状態でループを繰り返しているナイト博士があの世に行くことでこのループから外れたい(再転移したくない)と言う意味であると考察する。
無限ループを強制的に繰り返す状況はナイト博士が言うように控えめに言っても地獄であろう。
郵便屋
第1部の初登場場面ではロボ化した姿で登場。
その姿や明らかに未来からであろうメッセージの内容から謎の人物とされる。
第2部では容姿や固有特性がそっくりなラフィー=センドメールが登場するもその関係性は不明なままであった。
第3部より、人類の存亡のために世界の改変を行なっていたことが判明する。
『B(ボディ)メール』
郵便屋の固有特性『Bメール』は用がある方が依頼すれば用がある第三者の元へ転移できる能力である。
最高レアの次元移動能力で条件が揃えば過去への転移も可能とする。
ラフィー=センドメールがディライブ化し『Bメール』が使用可能となり過去への転移が可能となったことで、世界そのものを改変する人類の反撃がスタート。
ほぼ全てのターニングポイントに郵便屋が関わっていると言っても過言ではない。
過去への転移は条件が厳しくディライブ化レベルの膨大なスポンジウムエネルギーが必要である。
ラフィーがディライブ化しない場合はWSD(ウェアブル・スポンジウム・デバイス)でも代替可能であるが、『ミナカミ』などでエネルギーを補う必要がある。
ツタエとの関係
ダイチのアスクでの幼馴染であるツタエと瓜二つであり、その血縁関係が疑われているが真実は明らかになっていない。
アスクの事件ではリクとスイ以外の1000人以上の住民が全滅しているとされていることや、ツタエの頭が保管されていなかったことを考えるとアスク事件の当日にアスクにいなかった、もしくは意図的に保護されたのではないか?
人類の反撃のキーは『スイレポート』と『Bメール』であり、ミズキとツタエだけは何があっても生かしておく必要がある。
ビルが住民の名前を確認してから殺害していた理由ではないかと思われる。
ロボ郵便屋
ナイト博士のもとに登場した郵便屋はロボ化していた。
人類がロボ化する未来を想像するとロボルトフが世界を掌握した世界から転移して来た可能性が高いと思われる。
また、「私は生まれつきコレですけどネ」と発言していることや瞳に郵便マークが入っていることからWSDではなくディライブ化しているものと思われる。
自称神
ロード02にてダイチが死亡後に出会うことになった人物であり、自称であるが神と名乗る。
その容姿がリーダーに似ていることや、好きな時代へロードさせる能力など謎の多い人物である。
宇宙船墜落事故の最後の一人?
使用する固有特性の強力さからも、これまで顔が明かされていたかった宇宙船墜落事故の最後の一人ではないかと予想されている。
天使との関係
自称神のおでこ、ヘッドフォン、アポカリプス(仮)など星のマークが多く描かれている。
ミカ=L=アークの瞳にも星のマークが描かれており、その関係性は強いと思われる。
ミカ=L=アークも自称神による創造物ではないかと考察する。
リーダーとの関係
ダイチが見間違えるほどにリーダーと容姿が似ておりその関係性が疑われる。
自称神は惑星アークの出来事をセーブとロードを繰り返すことでゲームをするように楽しんでいると思われる。
リーダーの固有特性『レベルアップ』もゲームを元にした能力であり共通点も多い。
また、リーダーの父も惑星アークに来てまでゲームをするほどのゲーマーであることを考えるとその血縁関係が疑われる。
共に宇宙事故にあったキャップ(後のオリジン)がビルの父親であったように、謎の人物がリーダーの祖父であったのではないかと考察する
家族がビルに招待されていることも、謎の人物がブレインス家であったことを示唆しているのではないか。
敵か?味方か?
人懐っこそうな笑顔で初登場していることもあり、あまり不信感を抱いてはいなかったが天使との関係性を考えると敵であると考えるのが妥当かもしれない。
また、エンドが討伐しようと目論むラスボスである可能性もある。
ただし、自称神の固有特性であると思われる『アポカリプス(仮)』がなければ、人類の存続はその可能性すらなかったのも事実である。
次のロードが始まる条件は人類の全滅であることを考えると、人類が滅亡しない世界が来るまで世界を繰り返し続けているとも言える。
ミカ=L=アーク(天使)
自らを天使と名乗り、残りの人類を数える者として執拗に絶滅へ追い込む事を目的としている。
特に人類への恨みなどはなく、その理由を神の啓示としているが詳細は謎のままである。
ロードにより天使の数が異なることや、第2部(SR-H Prosperity)では天使の存在に触れられていないこと、自称神との繋がりなど謎が多い。
天使の出自
天使の目的は神の啓示による人類の殲滅であり、その結果で得をするのは自称神だけではないかと思われる。
自称神としては人類の負けが確定した時点でそのロードへの興味を失うことは容易に想像がつく。
そうなった場合、すぐに次のロードを始めるために人類の殲滅を促すシステムを導入するのではないか?
それが天使の存在であると思われる。
自称神の所有しているヘッドホンや本『アポカリプス(仮)』には星のマークが刻まれているが、同様のマークが天使の瞳にも刻まれており、天使自体が自称神の所有物(もしくは創造物)である可能性を示唆しているのではないかと考察する。
天使発生の条件
天使について一切触れられていたなかった第2部(SR-H Prosperity)では天使自体が惑星アークに存在していなかった可能性が高い。
第2部は人類が有利な状態であるため過去の情報が失われている可能性はなく、天使が登場していたのであればその話に触れられていないのは不自然である。
そう考えると第2部の世界線では天使は発生していなかったと考えるのが妥当ではないか。
ただし、秘密裏に討伐されて歴史に刻まれていない、または第2部のストーリーの展開の上で触れる機会がなかっただけの可能性もなくはない。
仮に第2部では天使が登場していないとするとその発生条件が謎である。
現状第2部の世界線以外では全てのロードで天使が発生している事を考えると、その世界線の違いは下記が挙げられる。
・惑星アークと地球間の渡航の有無
・人造ディライブの有無
【惑星アークと地球間の渡航の有無】
自称神の手により人類の負けが濃厚な状態にもかかわらず、だらだらとそのロードが続かないように天使を投入していると考察している。
これを前提に考えると天使の投入は人類の負けが濃厚になった時点で行われると考えられる。
残人類の人数がトリガーになっている可能性も否めないが、決定的なトリガーは惑星アークと地球間の渡航がストップすることではないかと考察する。
第2部では惑星アークと地球間の渡航はストップしていないため、天使は投入されなかったのではないか。
逆にそれ以外のロードではどこかしらのタイミングで渡航がストップしており、そのタイミングで天使が投入されたのではないか。
【人造ディライブの有無】
あと第2部とその他のロードで異なる点といえば、人造ディライブの有無である。
第2部においてはアスクの地下に保管されていた頭はルナ=スチュアートに発見され破棄されてしまっているため人造ディライブも存在していないと思われる。
よって人造ディライブの有無により天使が発生している可能性もあるのではないかと考察。
この仮説が正しければ天使の発生を防ぐために、人造ディライブ化計画を意図的に中止した(あえてルナに頭が見つかるように促した)可能性もあるのではないかと思われる。
神の啓示
ミカ=L=アークが言っている『神の啓示』とは自称神に直接聞いたわけではなく、残人類の数をがわかる本を手にいれたことを言っているのではないか。
ミカが目覚めた時点でこの本も一緒に落ちていたのではないかと考察する。
また、ミカの持っている本は『アポカリプス(仮)』の可能性もあると考察しているが、ミカはループの事実を知らない節があるので『アポカリプス(仮)』の劣化版である別の『アポカリプス(劣)』みたいなものであるとした方が妥当か。
天使の増減
ロードにより天使の数が異なっており、天使が増減する条件が存在すると思われる。
単純に残人類の数に応じて天使の数も増減すると考えるのが無難ではないかと考察。
(残人類が増えると天使も増える)
ただしこの条件であれば第2部(SR-H Prosperity)では天使だらけになっていないとおかしいので、人造ディライブの数に比例して天使の数も増減するとした方が都合が良さそうである。
そう考えると天使自体の発生条件も人造ディライブの有無で決まると考える方が素直かもしれない。
アダムアーク
ディライブの最高戦力でありディライブの王
アダムアークの討伐が人類繁栄の必須条件
出自
惑星アークの先住民であるタイプBのディライブに分類される。
スポンジウムの惑星に墜落した宇宙船に乗船していた『I ❤︎ ♀』のTシャツを着た男性を元に惑星アークにより創造されたと思われる。
女好きなところや髪型が似ていることから、クラウス家の血縁である可能性あり。
イデアズアダム
世界で効率的に繁殖を行う能力であり、女性の理想像を移す能力である。
その全ての姿において別々の固有特性を使用可能であるが、強い固有特性を有する姿は多くはない。
一度手に入れた姿は自在に変更が可能であり、さらには死亡からの復活も可能とする。
その挙動はビンズの『プレイヤーモード』のリセット挙動や、ミカ=L=アークの身代わりの挙動と似ている。
この能力は燃費が悪いと考えられるが、アダムアークは惑星アークからエネルギーを借りることができるため使い放題である。
ただし、惑星アークから一定以上の距離が離れると、エネルギーの供給ができなくなりイデアズアダムも使用不可となる。
また、この能力はアダムアークの固有特性ではなく、アダムアークは『俺の元になった俺の願望に沿った”摂理”というか・・・俺を守る為の・・・惑星アークの”システム”であり・・・固有特性?』と語っている。
その所有権はアダムアークにあり『イデアズアダム』はアダムアークを守る為に働き、機器が及べば全力でアダムアークを守る。
討伐方法
イデアズアダムにより討伐しても復活してしまう為、全ての姿のアダムアークを討伐する必要があると思われたが、エンドの『異能斬り』にはアダムアークも警戒しており、実際に戦闘になった際には「よかった。一番最初に始末できて」と呟いている。
最終的にはエンドの『スポンジウム反応が見える目』をサディスクロウの『チェンジモード ブランドメーカー』により貸与することで、ハグルが『異能斬り』を使用可能となる。
その状態でアダムアークを斬ると『イデアズアダム』が破壊され機能が停止し、アダムアークはよくわからない状態となる。
このよくわからない状態のアダムアークは『スポンジウム反応が見える目』によりなんとなくであるが視認可能であり、その状態のアダムアークを再び『異能斬り』を行うことで討伐した。
つまりはアダムアークも他のディライブと同様に『異能斬り』が弱点であり、エンド=ゲルリッツが最大の天敵であったと言える。
アダムアークの討伐条件
第2部と同じ世界線となるにはアダムアークの討伐条件を満たす必要があるが、条件が多すぎで何度世界を改変する必要があるのだろうか・・・
必要な条件を整理してみた。
- エンドの『異能斬り』
- ハグルンの『ディライブを呼ぶネジ』
- アウロラの『無限の王笏』
- シェリオの『クイーンズガードドレス』
- サディスクロウの『チェンジモード ブランドメーカー』
- ゼンロクの『瓢箪駒(ミラクルゴード)』
- アンビィの『セルフィッシュ ヴィートゥー』
- アズミナの『士気向上(ファイトイッパツ)』
- ワーク『ブラックアサイン』
- ヴァルミリアの『インターフェイス』
- ヴィザークの『All you need is Power(力こそ全て)』
固有特性だけでこれだけの数が必要であるが、さらに細かい条件が追加される。
例えば、ハグルとゼンロクが地球から惑星アークへ渡航する必要がある為、地球と惑星アーク間の渡航が継続していなければならない。
また、アンビィが誕生する為には母であるドリィージー=キングポールがアダムアークに誘拐されるのも必須条件となってしまう。
特にアダムアークにトドメを刺す条件である『異能斬り』のためにエンドのディライブ化もまた必須条件であり、様々な悲劇を避けることはできない。
その他
本当の世界
第2部のラストで異能斬りで空間を切り裂いてエンドとハグルが移動した世界が本当の世界と考えられている。
異能斬りではスポンジウム反応を全て斬ってしまうと思われる為、本当の世界はスポンジウム反応による過去の改変が全く行われていない世界であると予想されている。
自称神の固有特性であると考えられているアポカリプス(仮)もスポンジウム反応を利用していると考えると、本当の世界はロード01の世界である可能性が高いのではないかと思われる。
最終章の展開予測
現在の本編では第1部と第2部の伏線回収中であるが、一通りの回収が終わり第2部とロード数が重なるとエンドとハグルが渡った本当の世界での物語が展開される可能性が高い。
しかし、その世界ではすでに人類が滅亡しているもしくは滅亡しかけており、本当の世界のディライブを殲滅したところで意味がないようにも思える。
本当の世界の人類を救う為には本当の世界の過去へ転移する必要があるが、その場合スポンジウム反応に頼らざる終えず偽りの世界が発生してしまう。
スポンジウム反応なしで本当の世界の人類を救うことは不可能に思える。
本当の世界の人類が滅びると次のロードが始まる
上記を考えると本当の世界のディライブを殲滅する意味がないように思えるが、細々としてでも人類を存続させる必要がある可能性がある。
過去の改変が起こっていない世界の人類が絶滅すると、そのロードから派生した世界も同時にリセットされ次のロードが始まってしまう可能性である。
これは第3部の110話での郵便屋が時間的猶予がない理由を改変の起こっていない世界の人類が天使に追い詰められていると説明しようとしたことからの考察である。
郵便屋は改変の起こっていない世界ロード44から過去のドーティー博士のもとに転移しメッセージを届けることでロード44’発生。
そのタイミングでロード44は消滅したにもかかわらず、郵便屋が戻った世界は改変前のロード44であった。
そしてまたそのロード44からダイチが生存している時間軸であるロード44’へ転移していたのだが、時間がない理由を転移元のロード44の話をするということはロード44の人類が絶滅するとロード44’も消滅し次のロード45が始まってしまう為ではないかと考察できる。
この仮説が正しければ世界の改変が行われていない世界の人類が絶滅してしまうと、第2部でせっかくアダムアークを討伐することで平和が訪れた世界線も消滅し次のロードが始まってしまう。
これを阻止する為に本当の世界の人類を細々とでも存続させ再び繁栄させる必要があるのではないか。
エンドが過去へ戻って再び異能斬り
本当の世界の絶滅しかけている人類を再繁栄させるパターンは本当の意味で人類を救ったことになるのかが微妙であり正直スッキリしない。
そう考えるとやはり本当の世界も第2部のような世界へ導く方が気持ちがいいのでそのパターンを考察する。
エンドとハグルが降り立った世界の人類は良くても絶滅しかけているので、本当の世界の過去へと戻る必要がある。
過去へ戻る方法は現状では自称神の固有特性と思われる『アポカリプス(仮)』しか存在しない。
よって本当の世界でエンドが最後の人類となり、トルフィーを獲得することで次のロードの過去へ転生すればエンドの能力を持ったまま過去へと戻り人類を救うことが可能である。
ただし、この場合アポカリプスで作られれた世界線は偽りの世界ではないのか?
とういう疑問が出てくる。
その問題点を払拭するには転移した過去でもう一度『異能斬り』により本当の世界へ移動すれば良い。
こうすることにより、過去の本当の世界へエンドが移動できることとなる。
異能斬りを使用可能なエンドが過去の世界へ行くことが出来ればあとはどうとでもなる。
アスクの事件を起こさずして人類を存続させることも可能かもしれない。
ただ、このパターンであるとハグルがエンドに連行された意味がなくなってしまう為、この展開が当たる可能性は低いと思われる。
エンドとハグルが共に過去へ移動する方法があればいいのだが思いつかない・・・
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第1部(SR-H ORIGIN)
第2部(SR-H Prosperity)
第3部(SR-H CATASTROPHE)
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